南アルプス市橋梁長寿命化修繕計画
背景
南アルプス市が管理する市道上の道路橋は、令和7年3月現在で406橋あります。
このうち、推定を含めると既に建設後50年を経過している橋梁は15%あり、10年後には60%に、20年後には66%に達します。
一般的に橋梁の更新は、建設後50~60年といわれていますので、今後、橋梁の維持管理費や更新費が急激に増加していくことが予想されます。
目的
予算が限られる中、効率的で合理的な維持管理が求められることから、損傷がひどくなってから修繕工事を行う従来の対処療法型(事後保全型)管理から、予防保全型(長寿命化型)管理へと管理手法を転換することで、ライフサイクルコストの縮減と維持更新費の平準化を図ることを目的に、令和7年3月に「南アルプス市橋梁長寿命化修繕計画」を策定しました。
南アルプス市橋梁定期点検結果
平成26年度に道路法施工規則が一部改正されたことにより、道路橋等は、国の定める統一的な基準により、5年に1度、近接目視による点検が義務付けられました。
南アルプス市における、道路橋の点検結果は以下のとおりです。