南アルプス市は姉妹都市の穴水町を支援していきます
令和6年1月1日、石川県能登地方を中心とした地震により、石川県・富山県・新潟県に甚大な被害が発生しました。この災害により亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。今回の地震により、南アルプス市と姉妹都市である石川県穴水町でも、犠牲者多数、住宅の全壊・半壊など1,000棟以上、断水が現在も続き、多くの方々が避難生活を余儀なくされています。南アルプス市では、穴水町の一日も早い復旧復興のため引き続き支援していきます。
穴水町に支援物資を搬送(1/5)
1月5日(金)、穴水町に支援物資を届けるため本市職員2名と、西部陸送株式会社(十日市場)のトラックで搬送しました。支援物資は、本市の防災倉庫に備蓄していたアルファ化米5,000食、水4,800本、毛布1,000枚、ブルーシート300枚で、同日の夕方には穴水町に届けることができました。
被災地支援活動のため南アルプス市から職員を派遣(1/15~)
被災地支援活動を行うため、県内の消防本部で編成する「緊急消防援 助隊 山梨県大隊」として、本市消防本部から職員15名を派遣し、石川県輪島市で救助活動を行いました。また、本市職員6名を姉妹都市の穴水町、県職員や市町村職員で編成 する「応急対策職員派遣制度による山梨県チーム」として2名を珠洲市に派遣しました。派遣された職員は、ライフラインの破損箇所調査や支援物資の仕分作業などを行いました。南アルプス市消防本部からの出動状況については「令和6年能登半島地震に係る緊急消防援助隊の派遣について」のページもご覧ください。
本市では、1月15日の第1陣の派遣以降も穴水町への人的支援を継続し、延べ人数で24名(~3/16)の市職員を派遣しました。
他自治体の支援職員とともに穴水町内の被災家屋を調査する本市職員(2/16)
他自治体の支援職員とともに穴水町内の水路・農道を測量する本市職員(3/11)
義援金にご協力を
被災した穴水町を支援するために、市役所本庁舎などに義援金募金箱を設置しています。
詳細は、「令和6年能登半島地震に係る姉妹都市石川県穴水町への義援金の受付」のページをご覧ください。
義援金の送金(第1回目 3/21)
1月から市役所で受付を行っていた義援金については、3月21日に穴水町へ送金しました。
皆様のご協力により集まった第1回目の送金額は、3,528,442円となります。
なお、本市では被災地の状況を考慮し、引き続き義援金を受付ています。
災害被災地見舞金の送金
被災地の復興を支援するため、本市から穴水町へ災害被災地見舞金として、10,000,000 円を送りました。
穴水町との交流
平成2年に穴水町が行った調査で、八田村に「穴水」という 苗字が全国で最も多かったことをきっかけに交流が始まりました。平成5年には姉妹都市の提携を結び、町村合併後も交流は続き「かきまつり・まいもん朝市」の共催や小学生の相互訪問が行われてきました。昨年の夏には、4年ぶりとなる相互訪問が再開され、穴水町の小学4年生から6年生21名と役場職員5名の訪問団が本市を訪れました。また、本市と穴水町の間には、災害時に物資の支援などを行う相互援助協定が結ばれています。
穴水町は、豊かな自然と四季折々の良質な食資源に恵まれた街です。1年を通じて美味しい食材をテーマとしたイベントが催され、能登の風土と体験スポットを楽しみながら古き良き「日本の原風景」に出会える街です。穴水町の情報や現在の状況については「穴水町ホームページ」をご覧ください。