認知症サポーター養成講座とは
認知症は加齢により誰でも発症する可能性のある脳の病気です。
認知症サポーター養成講座では、認知症の病気の理解や対応に必要なポイント、予防や相談窓口についてなど、認知症の人に私たちができることについて、どなたでも無料で学ぶことが出来ます。
認知症に関する知識が全くない方、家族が認知症になって困っている方にぜひ受講していただきたい講座です。
児童クラブで子供向けに講座を開催しました!
市では令和元年7月~8月の夏季休暇の間、市内11か所の放課後児童クラブで「認知症サポーター養成講座」を開催しました。
「年を取るとはどういうことか」を様々な道具を使って体験したり、
「認知症はどんな病気か」を”記憶のつぼ”という視覚教材や絵本を使いながら理解したり、
「認知症の人にどう対応すればよいか」をクイズをしながら学びました。
小学校低学年が多い児童クラブもありましたが、参加した子供たちはいきいきとした表情で最後まで話を聞き、それぞれが認知症について理解をしながら受講できたようでした。
最後に、認知症サポーター養成講座の受講者に渡される「オレンジリング」を皆でつけて記念写真を撮影しました。
令和3年度からは「オレンジリング」にかわり、「キッズサポーターカード」を受講した児童にお渡ししています。
この講座を通して、子供たちが認知症の方への接し方を学ぶことで「思いやりのこころ」を育み、地域の支えになってもらえればと思います。
受講後のアンケート
受講後の子供たちにアンケートをお願いしました。
その中で挙げられたいくつかの質問事項を「質問への回答」として資料にまとめました。認知症への理解を深めるため、市内全児童クラブに掲示しています。
皆さんの地域で認知症サポーター養成講座を開催してみませんか?
市では今後も子供たちを対象とした「認知症サポーター養成講座」を開催する予定です。上記のような児童クラブだけでなく、地区の子供クラブや小・中学校、高校にもおうかがいすることが可能です。講座開催のご希望がある方は、介護福祉課(地域包括支援センター)までお問合せください。