認知症とは
認知症とは、さまざまな原因により脳の働きが悪くなって記憶力や判断力などが低下し、それまでできていたことができなくなり、日常生活に支障をきたした状態をいいます。たとえば、昨日の夜に何を食べたか思い出せないという体験の一部を忘れるのは、老化によるもの忘れといえますが、ごはんを食べたこと自体を忘れてしまう場合は、認知症を疑います。
認知症は加齢により誰でも発症する可能性がある身近な疾患です。認知症についての正しい知識を持ち、認知症の人や家族を支える方法を知っていれば、皆で「誰もが暮らしやすい地域づくり」に取り組むことができます。
認知症サポーター
厚生労働省では「認知症を知り地域をつくる」キャンペーンの一環として、「認知症サポーターキャラバン」事業を実施しています。
「認知症サポーターキャラバン」事業は、認知症の人と家族への応援者である認知症サポーターを全国で多数養成し、認知症になっても安心して暮らせるまちを目指しています。
認知症サポーターは、「認知症サポーター養成講座」を受講することで、誰でもなることができ、認知症に偏見を持たず、認知症の人やその家族を温かく見守ります。
認知症サポーターになったからといって、特別に何かをしなければならないということはありません。認知症の人やその家族の気持ちを理解しようと努め、支え、見守る応援者です。
認知症サポーター養成講座
本市では「認知症サポーター養成講座」を開催し、地域で認知症の人を支える取り組みを進めています。
「認知症サポーター養成講座」の受講料は無料で、ご希望の日時・場所に講師(キャラバン・メイト)が伺います。
受講終了後、認知症の人やその家族を応援しますという意思を示す「オレンジリング」と「認知症サポーターカード」を配布します。
認知症サポーター養成市民公開講座
市では毎年、認知症サポーター養成市民公開講座を開催しています。
開催日時などの詳細な内容は、介護福祉課までお問い合わせください。
市民公開講座以外にも開催します
認知症サポーター養成講座は、市内在住・在勤の人を中心とした方々を対象に開催します。受講を希望する場合は、会場・おおまかな参加人数や日時を決定の上、開催予定日1ヶ月前までに下記の申込書を介護福祉課まで提出してください。受講料は無料です。
ステップアップ講座
すでに認知症サポーター養成講座を受講済みで理解を深めたい方は、ステップアップ講座を受講することができます。
受講を希望される方は、介護福祉課までお問い合わせください。
キャラバン・メイト(講座の講師)の方へ
キャラバン・メイトの方が市内在住・在勤の人を対象に講座を開催する場合は、教材の貸出等、実施の支援をします。
開催することが決定しましたら、可能であれば開催予定日の約1か月前までに、介護福祉課までご連絡ください。
開催についてのご相談にも乗りますので、お気軽にご相談ください。