野犬の被害にお困りのかたへ
野犬がうるさくて眠れない、エサが食べられてしまったなど動物に関する被害やご相談を承っています。
下記お問い合わせ先までご連絡ください。
- 南アルプス市役所環境課
電話番号 055-282-6097 - 中北保健福祉事務所(中北保健所)衛生課
所在地 韮崎市本町4-2-4 北巨摩合同庁舎1階
電話番号 0551-23-3071
猫の被害にお困りのかたへ
猫が敷地内に入ってきてしまう場合、個人で猫の侵入防止対策を行っていただくことになります。
「なぜ自分の飼い猫でもないのに対策をしなければならないのか」とお思いのかたもいらっしゃるとは思いますが、やはり自分の土地は自分で守るのが基本です。
猫の苦手な匂い、不快に感じる環境づくりとして、次のような方法があります。
忌避剤
猫の嫌いな臭いや刺激性によって近づきにくくする方法です。猫が臭いに慣れてくると聞かなくなるので、時々臭いの種類を変える必要があります。
※化学薬品などは、人体に対しても悪影響をもたらす可能性があるので使用を控えましょう
市販の忌避剤 | ペットショップやスーパーなどで販売しています。雨天時や持続性は期待できませんが、即効性は期待できます。 |
食用酢 | スポンジや布にしみこませて、猫の通り道に置きます。この時、風上に置くなどの工夫が必要です。 |
木酢液 |
散布もしくは空き缶に入れて猫の通り道に置きます。スポンジ等に染み込ませて置くと効果の持続が期待できます。 |
コーヒー粕 どくだみ茶などの茶殻 |
散布します。 |
生ニンニク | 細かく刻んで撒くか、目の細かい網の袋に入れて吊るします。設置する場所に工夫が必要です。 |
トウガラシ | 細かく刻んで撒くか、目の細かい網の袋に入れて吊るします。また、トウガラシパウダーなどはアリが食べてしまうため、注意が必要です。 |
米のとぎ汁 | とぎ始めの濃い汁を散布します。 |
ミカンなど柑橘類の皮 | 散布します。 |
カレー粉など香辛料 | 猫の通り道に散布します。 |
正露丸 | 猫に堀り起こされる土の中に数個埋めます。 |
ハーブ類 |
植えるか、鉢植えを置きます。 猫が嫌がるハーブの例)ランタナ、レモングラス、ユーカリ、ゼラニウム |
※取り扱い注意の忌避剤※
毒性があるため、幼児のいるご家庭や公共の場では使用しないでください。
タバコの吸い殻 |
水やお湯につけておいたものを撒く。誤飲するとニコチン中毒になるため、ご注意ください。 |
塩素系漂白剤 |
ブリーチやハイターなどを水で濃いめに薄め、容器に入れて置きます。散布することで、猫の臭い消しにもなります。しかし、目、鼻、喉の粘膜を痛める恐れがあります。また、腐食するため、金属部には使用できません。 |
ナフタリン・樟脳 |
ネットに入れて風上につるすか、土に埋めます。幼児が誤食すると、中毒を起こすおそれがあるため、ご注意ください。 |
※クレゾール石けん液の散布は、不快な臭いで近隣の苦情も多く、人体や環境に悪影響をもたらすため、使用をお控えください。
構造物
猫にとって歩きにくい状態をつくる、もしくは、侵入できないようにする方法です。
大きな石 | 猫の通り道に置き、通行を困難にすることで、環境変化への不安をあおります。 |
とがった砂利(小石) |
撒くことで、足元を不快にします。 |
撒き水 | 猫が掘り返すところに、いつも水を撒きます。 |
枯れ枝 | 一面に敷き、球根や種を守ります。 |
ガムテープ | 粘着面が上側になるように、板やコンクリートに貼り、猫の通り道に置きます。これは、塀や狭い通路に有効です。 |
とげ状シート | 猫の通り道や飛びあがる場所の足元に敷き、肉球が不快に感じる状態にします。 |
園芸用の灰 | 撒いて、足の裏が汚れるような環境をつくります。猫は身体を舐める習性があるため、汚れるような場所を避けようとします。 |
猫がやってきたときに追い払う方法
水鉄砲など | 猫に向かって水をかけます。 |
遠隔操作/センサー感知ブザー(防犯用として市販しているもの) | ブザーが鳴ることで猫を驚かせます。 |
センサー感知超音波器 |
赤外線センサーにより、猫が通ると超音波を発生します。これは、猫によって反応が鈍い場合や、慣れてしまう場合があるため、費用対効果を考える必要があります。 |
猫によっては効果がみられないものや、効果があっても慣れてしまうものもありますので、いくつかの方法を何度も試してみてください。それでもどうにもならない時には、周辺住民と相談し、地域の問題として考えてみるのもひとつの方法です。
なお、猫の捕獲につきましては、根拠となる法令がないこと、捕獲される猫が飼い猫である可能性があることなどから南アルプス市では実施していません。
ペットに関する情報
ペットとのつきあい方や動物愛護に関する情報は山梨県ホームページでも紹介していますので、ご確認ください。
さくらねこ無料不妊手術事業について
公益財団法人どうぶつ基金が不妊手術・ワクチン・ノミ駆除薬の費用を全額負担する「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加し、地域猫活動を行うボランティア団体等と連携してTNR事業を行います。「さくらねこ無料不妊手術事業」とは、飼い主のいない猫に対し「さくらねこTNR(Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す、その印として耳先をさくらの花びらのようにV字カットする)」を実施することで、繁殖を防止し、「地域の猫」「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ、飼い主のいない猫に関わる苦情や、殺処分の減少に寄与する活動です。
南アルプス市は、令和元年度より「さくらねこ無料不妊手術事業(行政枠)」で発行しているチケットの交付窓口となり、ボランティア団体に配布しどうぶつ基金の協力病院で不妊手術をしていただいております。
チケット申請における行政枠の登録対象者および遵守事項については、下記資料をご確認ください。
チケット申請における行政枠の登録対象者および遵守事項 (PDF 282KB)
「公益財団法人どうぶつ基金」ホームページはこちら(外部サイト)