総合評価落札方式の流れ
総合評価落札方式の流れをご紹介します。
入札前
1.総合評価方式の適用と評価項目・評価基準の決定
南アルプス市建設工事技術審査会で、総合評価落札方式による入札執行の事務について審査をします。
総合評価方式の適用の決定と総合評価の種類による評価項目の設定及び評価基準を定めます。
2.学識経験者の意見聴取
総合評価落札方式の適用と落札者決定基準について、山梨県が設置する山梨県総合評価委員会から意見を聴取します。
3.指名選考委員会
事業執行が決まり入札に付すこととなった工事は、南アルプス市建設工事等指名選考委員会に諮ります。委員会は毎月2回開催されます。
4.公告・指名通知
公告又は指名選考の結果に基づき、一般競争入札については入札公告を掲示し、指名競争入札については指名された業者へ通知書を郵送します。公告及び通知書には次のような事項を記載しています。
- 入札に付す工事の名称、場所、予定価格
- 入札の日時、場所
- 前金払・部分払の有無、契約保証金の要否
- その他注意事項
公告の掲示又は通知書の発送は原則として金曜日(隔週)に行います。
5.設計図書等に対する質問・回答
設計図書などについての質問は、見積期間中に期限を設けて電子メールで受付け、回答はホームページで行います。
入札
6.入札執行
公告又は指名通知に示す、日時・場所に提出書類を持参していただきます。
- 提出書類
- 入札書
- 積算内訳書
- 誓約書
- 委任状(入札参加者が本人以外の場合)
- 入札参加関係申請書(様式1~10を添付)
- 配置予定技術者調書(様式1)
- 優良工事表彰調書(様式2)
- 工事成績評定点の平均点調書(様式3)
- 工事施工実績調書(様式4)
- 事故及び不誠実な行為調書(様式5)
- 品質管理・環境マネジメントシステムの取組状況調書(様式6)
- 近隣地域内の施工実績調書(様式7・8)
- 地域貢献度の実績調書(様式9)
- 施工計画書(様式10)※簡易型の場合
入札書と積算内訳書は封筒(角型2号)に封かん、封印してください。
入札後
7.技術評価の審査と結果公表・疑義照会
南アルプス市建設工事技術審査会で技術評価の審査を行い、その結果等をホームページにて公表し、閲覧などができます。(公表日から3日間)
8.開札(落札予定者の決定)
落札予定者を決定し、評価調書を作成します。
また、落札予定者の決定は、入札参加者のうち、次のいずれの要件を満たすかたを審査対象します。
- 価格以外の評価を行うために必要な資料を提出したかた
- 入札書が無効でないかた
入札書の開札は、価格以外の評価値が決定した後に行い、落札予定者は、総合評価値の最も高いかたとなります。ただし、総合評価値の最も高い者が2者以上ある場合は、くじにより決定を行います。
- 学識経験者から意見聴取する必要がある場合
意見聴取の必要がある場合には、山梨県総合評価委員会から意見聴取を行います。
9.総合評価の審査と落札者決定
南アルプス市建設工事技術審査会により、総合評価の審査と落札者の決定を行います。
10.総合評価結果の公表
総合評価結果をホームページにて公表し、閲覧することができます。
11.契約締結
落札者(請負業者)と契約書を交わします。