猫の飼い方
猫は日本のペットの中でも昔からかわいがられてきた動物です。
その数も犬と同様にとても多く飼われています。
ねこの飼い主の方は、周囲の迷惑にならないよう、そして飼いねこが安心して暮らせるように以下のことを守りましょう。
飼い猫は外に出さないようにしましょう
ねこは犬と違い、首輪を付けて散歩というわけにはなかなかいきません。そこでねこは放し飼いにすることが多い傾向があります。しかし、ねこを家の外にだしてしまうと、フンやいたずら、鳴き声などで周辺の住民に迷惑をかけてしまうことがあります。
また、交通事故や感染症、けんかなどねこにとっても多くの危険があります。
ねこが苦手な人、体質的に合わない人がいる事も考え、屋内での飼養に努めてください。
山梨県動物の愛護及び管理に関する条例
(ねこの飼い主の遵守事項)
第十一条 ねこの飼い主は、第八条各号に掲げる事項を遵守するほか、不慮の事故等を防止するため周辺の環境に応じて屋内において飼養し、又は保管するよう努めなければならない。
繁殖制限を行いましょう
ねこは年に2~3回出産します。また、一度生まれた子ねこを飼えないことがわかっている場合には、事前に去勢手術、不妊手術を実施するようにしましょう。
動物の愛護及び管理に関する法律(抜粋)
(犬及びねこの繁殖制限)
第三十七条 犬又はねこの所有者は、これらの動物がみだりに繁殖してこれに適正な飼養を受ける機会を与えることが困難となるようなおそれがあると認める場合には、その繁殖を防止するため、生殖を不能にする手術その他の措置をするように努めなければならない。
迷子札をつけましょう
ねこは迷子になってしまった場合に、野良ねことの区別がつかないこともあり、探すことが困難です。ねこが迷子になっても飼い主が分かるように、また、地域の野良ねこを識別する意味でも、連絡先等を書いた首輪を付けてあげましょう。
また、ねこも犬と同様に身近な動物です。
飼おうと思うことは簡単ですがしっかりとした世話が出来るかをよく考えて飼ってください。
猫が死亡してしまった場合の火葬等については、「犬の飼い主さんへ ペットの火葬について」をご覧ください。