18歳から大人・・・
なにが変わって、なにが変わらないの？
令和4年4月1日から、民法改正により成年年齢が18歳になります。
これによって、親の同意を得なくても多くのことができるようになります。また、消費者としても一人の「大人」として、様々な契約ができるようになります。
18歳（成年）になったらできること（例）
- 携帯電話の購入
- アパートの契約
- クレジットカードを作る
- ローンを組む
- 10年用のパスポートの取得
- 公認会計士や司法書士、医師免許などの国家資格の取得
- 性同一性障害者の性別変更請求
など
20歳にならないとできないこと（これまでと変わらないこと）（例）
- 飲酒や喫煙
- 競馬、競輪、競艇、オートレースの投票権購入
- 大型、中型自動車免許の取得
- 養子を迎える
など
気をつけて！狙われてるかもしれません
成人年齢が18歳になることによって、未成年者取消権が認められる年齢も引き下がるため、18歳、19歳の方はそれが認められなくなります。契約については様々なルールがあり、安易な気持ちで契約を交わしてしまうとトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。
業者の中には、知識や社会経験の少ない若者を狙う悪質なものもあるので、十分注意することが必要です。
消費者トラブルに遭わないためには、契約について関心を持ち、知識を身につけることです。その契約が自分にとって本当に必要なものなのか判断できるようにしましょう。
内容が分からなかったり、不安に思うことや迷うことがあれば、その場で契約することはやめましょう。また、「必ず」や「すぐに」といった言葉や、メリットばかりを強調した勧誘などにもより慎重に対応しましょう。
一度契約が成立してしまうと、原則取り消すことはできませんが、場合によってはクーリング・オフができたり、不当な勧誘があった場合は取り消すことができます。
少しでも「おかしい」と感じたら、すぐに消費生活センターへ相談しましょう。
- 「18歳から大人」特設ページ（消費者庁）
- 若者の消費者トラブル（国民生活ンセンター）
- 18歳から“大人”に！成年年齢引き下げで変わること、変わらないこと（政府広報オンライン）
- 民法の一部を改正する法律（成年年齢関係）について（法務省）
消費生活に関するご相談は
南アルプス市消費生活センター
電話 055-282-7323
住所 南アルプス市小笠原376（市民活動支援課内）
受付 午前9時から正午、午後1時から午後4時（土日祝日及び年末年始を除く）
消費者ホットライン
電話 188（局番なし）
