「誰か」のことじゃない
法務省の人権擁護機関は、人権尊重思想の普及高揚のため人権擁護活動に積極的に取り組んでいます。
本年度の啓発活動重点目標を『「誰か」のことじゃない』としております。南アルプス市でもこの目標を基に一人ひとりが人権を尊重することの重要性を正しく認識し、相手の気持ちを考える大切さを、皆さんの心に訴えるとともに、違いを認め合う心を育み、これを未来へとつなげていくための啓発活動を展開していきます。
人権擁護委員の日
人権擁護委員法が施行された6月1日を「人権擁護委員の日」と定めており、この日を中心に人権擁護委員制度の周知を目的とし、全国的に人権啓発活動を実施しています。市では、特設人権相談会、街頭啓発を実施しました。
特設人権相談会
6月1日の午前10時から午後3時まで、市民活動センターと八田ふれあい情報館にて実施しました。
この相談会では、いじめ、体罰、セクシャルハラスメント、パワーハラスメント、インターネットによるプライバシーの侵害や名誉棄損、性別、虐待、近隣トラブルなどの人権問題に関する相談に応じます。
※相談内容については秘密を守っております。
街頭啓発
人権擁護啓発宣伝カーによる市内啓発、櫛形ビック広場にて人権擁護啓発物品と花の配布を実施しました。
身近な場所で啓発を実施することにより、人権擁護が皆さんの周りで起きている課題であることに気づき、考えるきっかけとなったと思います。
市は、受け取った花を大切に育てるように、思いやりの心を持って、誰もが心地よく過ごせる社会を目指しています。