マグネットボールの誤飲事故が発生
幼児が複数のマグネットボールを誤飲し、消化管に穴があき、開腹手術をしたとの事故情報が、国民生活センターへ寄せられています。
マグネットボールは強力な磁力のため、複数個飲み込むと磁力の引き合いによって消化管等に穴を開けるなど非常に危険です。
消費者へのアドバイス
(1)マグネットボールは子どもに与えないようにしましょう。
特に強力な磁力のマグネットボールを複数個誤飲すると、消化管の穿孔により開腹手術等をしないと取り除けないおそれがあります。また、保護者の気が付かないうちに誤飲している可能性も考えられます。強力な磁力のマグネットボールを玩具として子どもに与えないようにしましょう。
なお、文房具などにも幼児が誤飲できる大きさの磁石の商品もありますので、マグネットボール以外の磁石の取り扱いについても十分に注意しましょう。
(2)万が一誤飲した可能性がある場合には、医師の診断を受けましょう。
複数の磁石の誤飲や、または磁石と磁石につく金属体の誤飲は大変危険です。体内で消化管に穿孔を生じるおそれのある状態となっても、初期にはあまり症状が現れないこともあります。
子どもが磁石で遊ぶなどしていて、複数の磁石を誤飲した可能性があると思われる場合には、直ちに医師の診断を受けましょう。
詳しくは、こちらをご覧ください。国民生活センターHP
掲載元
南アルプス市消費生活センター
電話 055-282-7323