自然と文化が調和した幸せ創造都市 南アルプス
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金丸一元市長

南アルプス市のホームページにお越しいただきありがとうございます。南アルプス市長の金丸一元です。

 

 長く続いた蝉時雨が随分と前のことのように感じられる今日この頃、風に揺れるすすきと、高く澄んだ爽やかな秋空が、移り変わる南アルプスの四季をわたしたちに感じさせてくれています。

 本市の屋台骨とも言えるフルーツ産業については、暑い夏の時期から桃やスモモが順調に出荷され、現在はブドウが収穫のピークを迎えております。いずれの果樹についても、作柄は良好で、多くの皆さまに南アルプスの味覚を堪能いただいたところです。

 さて、九月定例会において「令和五年度南アルプス市歳入歳出決算」の認定をいただきました。全会計とも実質収支は黒字となっており、財政健全化判断比率については、実質公債費比率が四・六パーセント、将来負担比率については、引き続き、比率がマイナスの「数値なし」となっております。

いずれの指標も健全化基準であることから、本市の財政状況は健全な状態を堅持しております。

 今後も、社会情勢や経済状況を注視し、必要な予算措置を講じると同時に、行財政改革を更に推し進め、メリハリの利いた予算配分、効率的な予算の執行、特定財源確保の強化により、健全で持続可能な財政運営に取り組んでまいります。

 

◆市政の主な取り組み状況

 

【南アルプスIC新産業拠点整備事業】

新たなまちの玄関口として再開発を進めてきました「fumotto南アルプス」の地域交流エリアが、六月三十日にグランドオープンいたしました。体験型複合施設であり、山梨県や本市の魅力を発信する拠点として、オープン以降、連日、県内外から多くの方々が訪れております。また、大型商業エリアでは、来春オープン予定の「コストコホールセール南アルプス倉庫店」の建設が進められております。市民の皆さまの関心も高く、地域に賑わいをもたらすエリアでありますので、今後も各関係団体との協働により、地域経済への波及を促してまいります。

 

【企業誘致の推進】

御勅使南工業団地に工場建設を予定している「株式会社コーセー」については、七月十一日に起工式を行い、令和八年上期の稼働を目指し工事が進められております。南アルプス工場は、従業員数がおよそ三百人、投資額は二百五十億円から三百億円を想定しており、本市の地域経済の発展と雇用に大きな影響をもたらすと期待をしております。今後は、「武蔵エナジーソリューションズ株式会社」の新工場の建設も予定されておりますので、引き続き、優良企業の誘致に努め、本市の地域経済を更に前進させてまいります。

 

【子育て応援】

 保育所へのICT導入については、現在、本格運用を目指し、準備をしております。スマートフォンなどから各種連絡、登園及び降園の管理が可能となり、利便性の向上と業務負担の軽減を図ることで、保育現場の働き方改革を推進し、子育て支援の充実につなげてまいります。また、旧慈恵寮跡地への保育施設誘致については、令和八年四月の開所に向け、事業者と協議を重ね、順調に進捗しております。この施設は、保育所と療育支援の機能を併せ持ち、敷地内に田畑の整備を予定するなど自然との触れ合いをコンセプトに計画されております。今後も、本市の人口動向や保育需要を的確に捉え、民間事業者と協力し、保育を望む児童の受入れ環境を整えてまいります。

 

【空き家・住宅施策の推進】

人口増加を視野に入れた空き家・住宅政策の推進については、昭和五十六年以前に着工された個人住宅の耐震診断事業を実施しております。この診断結果をもとに、耐震改修を実施していただくことにより、安全が確保され、空き家となるリスクの低減につながるものと考えております。空き家の増加抑制及び解消は、喫緊の課題でありますので、組織の体制強化も視野に入れ、引き続き全力で取り組んでまいります。

 

市民の皆さまからお寄せいただいた期待に応えるべく、引き続き、情熱をもって市政運営に取り組んでまいります。

 

 

令和六年九月

南アルプス市長 金丸 一元

 

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