自然と文化が調和した幸せ創造都市 南アルプス
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金丸一元市長

本市のホームページにお越しいただきありがとうございます。南アルプス市長の金丸一元です。

遅れてきた梅雨の雫が草花に滴り、心地の良い雨音を響かせながら、日に日に深い緑を纏う南アルプスの山々は、色鮮やかな夏を待ちわびています。

 本年は、南アルプスユネスコパークの登録十周年という節目の年を迎えます。山梨、静岡、長野の三県にまたがる十市町村で構成される南アルプスユネスコエコパークへの登録を契機に、私たちは、お互いの文化や産業を理解し、一つのユネスコエコパークとして連携を図るという新たな価値観を手に入れました。これまでにない新しい視点、南アルプスの山々を中心に結ばれた十市町村だからこそ、横のつながりを大切にすること、互いを尊重すること、共に力を合わせていくことが必要不可欠であります。今後も「高い山、深い谷が育む生物と文化の多様性」という共通理念のもと、我々のシンボルである南アルプスを世界に発信してまいります。

 

◆市政の主な取り組み状況

 

【南アルプスIC新産業拠点整備事業】

「株式会社ヒカレヤマナシ」が整備を進めている地域交流施設「fumotto南アルプス」は、六月三十日のグランドオープンを目前に控え、開業準備が大詰めを迎えております。また、「コストコホールセール南アルプス倉庫店」については、四月三十日に事業用地の引き渡しが終了し、五月十五日に起工式が行われました。今後は、来年春の開業を目指し、本格的な出店準備や施設整備が進んでいく予定であります。

 

【南アルプスIC周辺整備事業】

南アルプスIC周辺の約五十ヘクタールについては、早期の事業推進を図るため、本年度より事業推進に向けたプロジェクトチームを立ち上げております。今後は、全庁体制により土地活用に向けた課題の解決に取り組み、本市の未来を担う一大プロジェクトを実現させてまいります。

 

【エコパ伊奈ケ湖の再整備事業】

伊奈ケ湖既存駐車場の改良工事により、百五十台の普通自動車が駐車可能となりました。櫛形山及び伊奈ケ湖周辺の保全活用基本構想を策定し、多様な世代や価値観の人々が、自然との共生を体感できる場所として、民間主導により整備を進めてまいります。

 

【企業誘致の推進】

誘致が決定している「株式会社トリケミカル研究所」については、四月十九日に起工式が行われ、来年上期の操業を予定し、更に本年七月十一日には、御使南工業団地において、「株式会社コーセー」の工場建設の着工が予定されております。今後も優良企業の誘致に努め、市内に雇用を創出してまいります。

 

【子育て応援】

慈恵寮跡地への「保育所と児童発達支援センターを併設した施設」の誘致については、「社会福祉法人ゆうゆう」を優先交渉者に決定し、令和八年四月の開所に向けて、優先交渉者と設置、運営に向けた協議を進めてまいります。引き続き地域内における保育の量と質を向上させ、本市の保育環境の充実を図ってまいります。

 

【空き家対策】

空き家の増加について、大きな地域課題と捉えており、本年度は、地図情報会社から得た空き家の情報をベースに調査を行い、本市の空き家情報の整理・集積を図ってまいります。今後はこの情報をいかし、体制強化も視野に入れ、空き家対策を強力に推し進めてまいります

 

【物価高騰への対応】

昨年度の低所得者世帯への給付金に続き、令和六年度に新たに低所得となる世帯を対象に、一世帯あたり十万円の給付金を交付いたします。また、それ以外の世帯についても、国の指針に基づき所得税、住民税について定額減税を実施いたします。今回の給付金と定額減税については、制度が複雑であり、事務も煩雑となることから、庁内の体制を整え、速やかな対応と適正な事務執行に努めてまいります。

 

これからも市民の皆様が安心して暮らし、本市の魅力をより実感することが出来るよう、市政運営に全力を尽くしてまいります。

 

 

令和6年6月

南アルプス市長 金丸 一元

 

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