ユネスコエコパークとは
ユネスコエコパークとは、生態系の保全と持続可能な利活用の調和(自然と人間社会の共生)を目的として、1976年にユネスコが開始しました。ユネスコの自然科学セクターで実施されるユネスコ人間と生物圏(MAB:Man and the Biosphere)計画における一事業として実施されています。地域の豊かな生態系や生物多様性を保全し、自然に学ぶと共に、文化的にも経済・社会的にも持続可能な発展を目指す取り組みです。
ユネスコエコパークとは国内通称で、海外では「BR:Biosphere Reserves(生物圏保存地域)」と呼ばれています。現在、世界では120か国、699地域、日本では9地域が登録されています。(2017年6月現在)
ユネスコエコパーク3つの機能
ユネスコエコパークには3つの機能(保存機能、学術的研究支援機能、経済と社会の発展)があります。
個々の機能は独立のものではなく、ユネスコエコパークを相互に強化する関係です。この3つの機能を果たすために3つの地域を設定しています。
ユネスコエコパーク3つの地域
ユネスコエコパークは役割の異なった3つの地域に構成されています。
核心地域
国立公園の特別保護区など、自然環境を守らなければならないいちばん大切な地域。
緩衝地域
環境教育、野外活動、調査研究活動や観光、レジャーに利用できる地域。
移行地域
人が暮らしを営んでいる地域。さまざまな社会活動や持続可能な地域社会の発展を目指す地域。
南アルプスユネスコエコパークのロゴマークの使用について
南アルプスユネスコエコパークのロゴマークの使用についてのお知らせです。
南アルプスユネスコエコパークのPRのために、エリア内で活動するかたも、申請をしていただければ、使用していただくことが可能です。なお、ホームページからダウンロードしての使用はご遠慮ください。
詳しくは南アルプスユネスコエコパーク公式サイト内でご確認ください。