南アルプス市では、令和7(2025)年度から令和11(2029)年度までの5か年を計画期間とする「南アルプス市地域ささえ愛プラン」を策定しました。市制施行の直後から市民の皆さんとともに創り上げ、今回で第5次となる地域福祉計画に、自殺対策・成年後見制度利用促進・重層的支援体制整備事業に関わる各計画を一体的に盛り込んだ新たな計画です。
基本理念「ともに生き支えあう地域づくり」のもと、市民が幸せを実感し、いのちを大切に、そして自分らしくいきいきと、尊厳ある暮らしができるよう、地域住民の支えあいや居場所づくり、困りごとを受け止める市の相談支援体制など、市民・関係機関・行政が一体となって進めていく地域づくりの方針と取組をまとめたものです。
既存の福祉制度の狭間にある生活課題を包括的に受け止める「福祉総合相談体制」や、高齢者の介護予防・生活支援を主眼として全世代で支えあいの地域づくりを進める「地域支えあい協議体」、生活に困窮する人が抱える社会的孤立や自己肯定感・自己有用感の低下に対して個々に応じた居場所・つながりの創出を支援する「生活困窮者自立支援事業」など様々な取組を通じて、市民の誰もが主役となって輝ける、支え手と受け手に分かれない「地域共生社会」の実現を目指します。
南アルプス市地域ささえ愛プラン(2025-2029)に含まれる4つの計画
- 第5次南アルプス市地域福祉計画(社会福祉法第107条)
- 第2期南アルプス市自殺対策計画(自殺対策基本法第13条)
- 第2期南アルプス市成年後見制度利用促進計画(成年後見制度の利用の促進に関する法律第14条第1項)
- 第1期南アルプス市重層的支援体制整備事業実施計画(社会福祉法第106条の5)