多文化共生
「多文化共生」とは、国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的違いを認め合い、対等な関係を築こうとしながら、地域社会の構成員として共に生きていこうとするものです。
「多文化共生」の必要性
南アルプス市は、2015年3月現在、在住外国人が885人、外国人比率は、1.21%になります。在住外国人は、ブラジル、中国、ペルー国籍が過半数を占め、フィリピンやタイなどのアジア系が続きます。このように外国人の定住化が進む現在、外国人を観光客や一時的滞在者としてのみならず、生活者・地域住民として認識する視点が日本社会には求められており、従来の外国人支援の視点を超えて、新しい地域社会のあり方として、国籍や民族のちがいを超えた「多文化共生の地域づくり」を進める必要性が増しています。つまり、地域における多文化共生を「国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的ちがいを認め合い、対等な関係を築こうとしながら、地域社会の構成員として共にいきていくこと」が必要となってきました。