地震による火災の過半数は電気が原因!
東日本大震災による火災は、111件発生しており、そのうち過半数が電気関係の火災でした。
地震の揺れに伴う電気機器からの出火や、停電が復旧した時に通電火災が発生します。
感震ブレーカーとは?
一般的なブレーカーは漏電に対応していますが、地震による火災に対しては効力がありません。
しかし、感震ブレーカーは大地震が発生した時に、設定値以上の揺れを感知すると、ブレーカーやコンセント等の電気を自動的に遮断し、破損や転倒した電気器具の火災を防ぎます。
感震ブレーカーにも様々な種類があるので、ご家庭の状況によって使い分けることが可能です!
それぞれの種類の特徴は以下を確認してください。
【感震ブレーカー等のタイプ別の特徴】※
設置にあたってのご注意
・分電盤タイプなどのように、地震発生時に家庭内のすべての電気を遮断するものについては、医療機器などへの影響が考えられますので、設置にあたっては注意が必要です。
・夜間に地震が発生した場合に照明が消えることで、屋外への迅速かつ安全な避難の妨げになることも考えられますので、非常灯や懐中電灯を準備しましょう。
・感震ブレーカーが設置されていても、避難の際はブレーカーを再確認する余裕をもって行動してください。
地震火災対策の普及啓発映像等
・地震火災~あなたの命を守るためにできること~(総務省消防庁ホームページリンク:外部リンク)
・総務省消防庁リーフレット「地震による電気火災対策を」 (PDF 461KB)