1.制度概要
「社会資本整備総合交付金」は、国土交通省所管の地方公共団体向けの複数の補助金を原則一括し、自由度が高く、創意工夫を生かせる総合的な交付金として平成22年度に創設されました。
また、平成24年度には、地域住民の命と暮らしを守る総合的な老朽化対策や、事前防災・減災対策の取組み、地域における総合的な生活空間の安全確保の取り組みを集中的に支援する目的で「防災・安全交付金」が創設されました。
当市では、現在「社会資本整備総合交付金」及び「防災・安全交付金」を活用した事業を進め、地域が抱える課題解決に取り組んでいます。
なお、「社会資本整備総合交付金」及び「防災・安全交付金」の概要については、国土交通省ホームページをご覧下さい。
2.社会資本総合整備計画の事前評価
社会資本整備総合交付金を充てて交付対象事業を実施しようとする地方公共団体等は、社会資本総合整備計画を作成し、当該計画を国土交通大臣に提出し公表するものとされています。
(1)社会資本整備総合交付金
地域の特色を活かした観光・物流・交流の活発化に資する道づくり
(2)防災・安全交付金
通学児童やお年寄りなどの交通弱者が安心して歩ける「ひと」に優しい道づくり
計画的修繕により道路施設の長寿命化を推進する安心・安全を次世代に引き継ぐ道づくり
3.社会資本総合整備計画の事後評価
交付期間の終了時には、社会資本総合整備計画の目標実現状況等について評価を行い、これを公表するとともに、国土交通大臣に報告するものとされています。