まちづくりの経緯及び現況
南アルプス市は、平成15年4月1日に4町2村の合併により誕生した。
本計画地区は市の中心市街地のうち、高校や小中学校、総合公園、図書館や美術館、ホール等が集積する文教及びスポーツ・レクリエーション地区である。
特に、平成11年に完成した櫛形総合公園(13.2ヘクタール)は全国からランナーが集う南アルプス桃源郷マラソン大会会場であり、また東海地震強化地域に指定されている本市の広域防災公園でもある。
平成16年3月2日の中部横断自動車道南アルプスインターチェンジの供用は、本地域を広域的な交流拠点エリアとさせた。
本計画地区への集中的な都市基盤整備による都市再生、人々の交流の場にふさわしい安全で快適な都市空間の形成が急務となっている。
課題
街路や下水道などの生活インフラに加え、緑道や街角公園などのオープンスペースを整備することが必要である。
東海地震等大規模災害に備えるため、避難地や避難路の整備、既存公共施設の耐震化が必要である。
将来ビジョン(中長期)
第1次南アルプス市総合計画:地域の将来像を「人と自然が響き合う新文化都市・南アルプス」と設定し、恵まれた自然環境にふさわしい安全で快適な生活環境の確保と交流の拡大による新しい地域文化の創出を図っていくこととしている。
都市計画マスタープラン:本計画地区は良質な住環境を有した文教及びスポーツ・レクリエーション地区として整備を進める予定である。
緑の基本計画:本計画地区にある総合公園等緑のオープンスペースの充実整備により、スポーツ・レクリエーション及び防災の拠点づくりを進める予定である。
都市再生整備計画(櫛形地区)がPDFファイルで御覧いただけます。