妊娠したら歯科健診を受けましょう
妊娠中は、「女性ホルモンのバランスの変化」や「つわり」による口腔ケアの不足により、むし歯や歯周病になりやすいといわれています。
妊娠によって急激に増加した女性ホルモンは、血液とともに口腔内の隅々まで運ばれます。また、女性ホルモンは歯周病菌を増やしてしまう性質もあります、歯周病になると、炎症物質が過剰分泌され、子宮まで運ばれて子宮が収縮し、早産や低出生体重児リスクが高まります。
歯周病のある妊婦さんとそうでない妊婦さんを比べると、約5倍も早産になりやすい状態との調査結果も出ています。
お口の中の健康状態が赤ちゃんに大きく影響します。ぜひ、この機会に歯科健診を受けましょう。
市では、妊婦歯科健診受診票を交付し、費用の助成を行っています。
対象者
南アルプス市に住民票のある妊婦さん(受診は妊娠16週~27週の体調の良いときをお勧めしますが、健診時期については歯科医師とご相談ください)
健診場所
山梨県歯科医師会に加盟する県内の歯科医院へ直接お申込みください。
※山梨県歯科医師会のホームページにて、県内の「歯医者さん検索」ができます。
南アルプス市内の山梨県歯科医師会所属歯科医療機関一覧 (PDF 106KB)
妊婦歯科健診受診票について
妊婦歯科健診受診票は、母子健康手帳交付時にお渡ししています。
有効期限は、交付の日から出産の前日までです。
健診は体調の良いときに、出産間近を避け受けてください。(妊娠16週~27週ごろの受診をお勧めしています)
他市で交付された受診票は利用できません。また、南アルプス市外へ住所を変更した場合にも、受診票を利用することができません。
原則として、受診票の再発行はいたしません。大切に保管してください。(ご不明な点は、こども家庭センター親子はぐくみ担当へお問い合わせください。)
受診票は今回の妊娠に限り利用可能です。使用できなかった受診票は破棄してください。
自己負担金
無料 ※歯科医師の判断により同時に保険診療を行う場合は、別途費用が発生します。
持ち物
・母子健康手帳
・妊婦歯科健診受診票
・健康保険証、マイナ保険証 等
(医療保険各法に規定する被保険者の資格が確認できるもの)