総合計画とは
総合計画は、市役所などの地方自治体が長期的な展望のもとで、総合的かつ計画的なまちづくりを進めるための指針となるもので、個別計画の上位に位置する「最上位の計画」です。
平成23年5月の地方自治法改正により、総合計画における基本構想の策定義務がなくなりましたが、南アルプス市では長期的な展望のもと魅力あるまちづくりを推進するため、条例を制定し総合計画を策定しています。
総合計画の構成と期間
総合計画は、「基本構想」「基本計画」「実施計画」により構成されます。
- 基本構想
本市の進むべき方向と将来像を明確にしたまちづくりの方針で、10年間の計画となっています。 - 基本計画
基本構想を実現するための施策の方向および体系であり、基本構想と同じ10年間の計画ですが、前期と後期に分け、中間期に必要な見直しをおこないます。 - 実施計画
基本計画に位置づけられた施策を実現するために実施する事業の実施スケジュールを示したものです。財政状況や社会情勢などを考慮して実施計画の期間は3年の短期とし、毎年度、進捗状況の確認と事業の見直しをおこないます。
総合計画の目的と役割
総合計画は議会の議決を必要とし、市が策定する計画の中で最上位に位置づけられる計画です。まちづくりを計画的かつ具体的におこなっていくことを目的とし、まちづくりの方針を明らかにします。
南アルプス市の10年後の将来像を設定し、具体化していくためのもので、すべての計画の基本となり、福祉・環境保全・都市基盤整備・産業振興・教育など様々な分野にわたる仕事を計画的、効率的に実施していくことが可能になります。
第2次南アルプス市総合計画
各分野の部門計画
- 南アルプス市地域福祉計画
- 地域防災計画
- みんなでまちづくり(協働)行動計画
- 都市計画マスタープラン
- 環境基本計画
- 行政改革実施計画…等