文化財「Mなび」さらに充実!
- まち全体を博物館に!
- 子供たちのガイドを聞きながら いつでもまちめぐり!
- 子供たちの声がふるさとをつなぎます!
Mなびとは、携帯電話のカメラ機能などを利用して、案内板等に貼られたQRコード(2次元バーコード)を読み取ることで、観光案内や自然資源、歴史文化情報、登山ルートなどの情報を取得することができるシステムです。
北岳周辺の「登山Mなび」に続き、この2月に待望だった「文化財Mなび」がスタートしました。
この「文化財M なび」は、指定文化財を紹介するホームページというわけではなく、気軽に訪ねることができる史跡や遺跡、樹木など、歴史を感じることのできる魅力ある地点を中心に情報配信を行い、さらに子供の声のガイド(ぼこぼいす)などさまざまな楽しみをご用意しました。
特に遺跡の場合は、普通に道路や建物の下にあるので、なんてことはない道端にも遺跡情報を発信するステンレス製のオブジェを設置して、新しい発見を促しています。
さらに4月からは口コミ・コメントも始動しましたので、ユーザー同士によるおススメ情報の発信など「文化財Mなび」の場を歴史散歩情報のコミュニケーションの場にすることができます!
まだまだ発展途中で、これからさらに充実していきますのでお楽しみに!
「文化財Mなび」のホームページにはすでに130地点以上の情報を掲載し、さらに増加中です。また、現地にも、文化財課が作成した「ガイドマップ」のコースを中心に、50地点以上にQRコードを配置するとともに、今年度中には市内全体で100地点以上に広げる予定です。
普段、通り過ぎている何気ない場所にも、いろいろないわれや歩みがきざまれています。歴史に裏付けられた本物の魅力を感じながら「まち歩き」を楽しみませんか?
文化財Mなびの大きな特徴
子どもたちの声で音声ガイド! 西郡弁バージョンも!
文化財の説明文と写真のほかに、ぼこぼいす(地域の子どもたちの声)による音声ガイドもダウンロードできます。
現地でも手軽に情報をダウンロードできますが、あらかじめパソコンからダウンロードしてiPodなどのプレイヤーで子どもたちの音声ガイドを聞きながら歩くのも楽しいですよ。
今後はぼこぼいす(子供の声)バージョンのほかに西郡(にしごおり)弁バージョンなども増やしていく予定です。「南アルプス市の声」で南アルプス市の雰囲気に包まれていただければと思います。
注)現在はコース1・コース2から音声ガイドを整備しています。現在も増補中で、 順次整備を進めています。
QRコードを読み込むだけ!
市内に設置してある遺跡情報発信板や指定文化財の説明板などに、QRコードのシートが貼ってあります。このQRコードを携帯電話で読み込むだけで、見所などの情報を簡単に入手できます。
また、これまでに説明板などがなかった場所には、下の写真のような「鋳物師屋遺跡の土偶ちゃん」の形に切り抜いた情報発信オブジェを設置しています。
現在7箇所ですが、今夏までには20箇所を目指して設置する予定です。みなさんのご近所で探してみてね!
携帯電話だけでなくパソコンサイトも充実!
文化財Mなびは携帯サイトだけではなく、パソコン用のサイトも充実。事前に史跡や文化財について調べたり、机上旅行も楽しめます。(パソコン用のサイトではすでに130地点の情報を掲載。さらに増やします。)
ガイドマップと連動!
すでに文化財課で発行しているガイドマップ「遺跡で散歩」のコースから整備しています。パソコン用のサイトではマップのPDF版もダウンロードできます。
アンケートやコメント機能を文化財保護に活用!
アンケートやコメント機能も備えているので、利用者は自分にあったニーズを伝えることができますし、ユーザー同士のコミュニティの場としても利用できます。また、史跡など、訪れた地点の現状などで異変があれば、連絡していただくこともでき、文化財の適切な保護につながります。