女性団体連絡協議会では、4年ぶりに横浜市戸塚区にある「男女共同参画センター横浜フォーラム」に視察研修へ行ってきました。
現地に到着後、横浜フォーラムの管理事業課長の金さんからお話をお伺いしました。
横浜市は、375万人の政令指定都市です。人口は本県の5倍近くありますが、男女共同参画の問題は、規模は違っていても同じように課題を抱え、日々奮闘している様子を教えていただきました。特に、『自助グループの支援事業』では、アルコール依存症・アダルトチルドレン・毒親・DV等の当事者たちに与えるばかりの支援ではなく、自ら学習会等を開催する場の提供を無料で行っているとお聞きしました。支援の方法には、さまざまな形があることがわかりました。
施設見学では、市民の方たちが、会議を開催していたり、趣味の囲碁将棋や、写真のデータをパソコンの大きな画面で見比べたりしていました。
さらに、『生活工房』といわれる部屋では、創造と交流の場といわれ調理台や作業台があり、市民の方が手芸をされておりました。
『これは何ですか?』、『どのような方が利用されているのですか?』と、こちらから話しかけながら楽しく趣味の話で盛り上がっておりました。
帰りのバスの中で参加者の皆さんが、ご自身の男女共同参画に対する思いや、視察地の感想をそれぞれ話しながら帰ってきました。
4年ぶりの県外研修はとても有意義な時間でした。