学校施設の整備方針
1.整備方針
学校施設については、文部科学省が定める「学校施設整備指針」に基づき、学校教育に必要な施設機能を確保するよう実施しています。
また、「南アルプス市第2次総合計画」では「心豊かな人と文化をはぐくむまちの形成」をまちづくりの方針の1つに掲げ、基本計画における施策として「学校教育の充実」があります。学校施設の整備はこれを実現するための事業として実施されており、次の考え方を基本方針として進められています。
- 耐震等の危険状況、建設年次を考慮した事業執行とする
- 危険状況等が同レベルの場合は、校舎優先を原則とする
- 災害等の避難場所として使用される施設について考慮する
2.市各種計画との整合
学校施設の整備については、第2次総合計画をはじめとする市の各種計画において、次のように定められています。
第2次総合計画
- 基本計画における施策
- 学校教育の充実
- 課題
- 学校施設の老朽化への対応
- パソコン教室の設備更新やありかたの見直し
- 少人数学級の推進に対する施設整備
- 施策の方向
- 学校施設の適切な整備や就学に対するサポート体制の確立
- 安心して学ぶことができる開かれた学校教育の創造
- 重点事業
- 安全安心な教育環境、学校施設の維持管理
公共施設等総合管理計画
- 基本方針
- 老朽化に伴う機能低下、非構造部材の耐震性が劣る校舎などに対する大規模改造や長寿命化改良の計画的な実施
- 更新時には他の公共施設の複合化を視野に整備
- 再配置に関する方針
- 学校施設等の長寿命化計画を策定し、校舎機能の見直しや維持管理を実施
- 非構造部材の耐震補強や老朽化に伴い改築が必要な施設の計画的な整備
教育大綱
- 基本方針
- 安全安心な教育施設の確保
- 施策の方針
- 文部科学省の小中学校施設整備指針、市の整備方針に基づく計画的な施設整備
- 中長期的な取組みの方向性を示す教育施設の長寿命化計画の策定
教育振興プラン
- 施策
- 学びを支える環境整備
- 施策の柱
- 学校教育施設・設備の整備・充実
- 非構造部材等の計画的な改修
- トイレの洋式化や現在の教育ニーズに応じた改修の実施
- 学校施設設備の長寿命化
3.実施事業
学校施設の整備に係る主な事業は次のとおりです。
- 学校施設設備整備事業(単独)
- 防災機能強化事業
- 大規模改造事業
- 危険建物/不適格建物の改築事業
- 学校体育諸施設整備事業
- 太陽光発電等導入事業
- 長寿命化改良事業
- 学校統合に伴う既存施設の改修
- 学校給食施設整備事業
学校施設整備環境改善交付金に係る施設整備計画
南アルプス市では、学校施設を整備するにあたり、文部科学省の「学校施設環境改善交付金」の交付を受けて実施しています。
1.施設整備計画の公表
「義務教育諸学校等の施設費の国庫負担等に関する法律」第12条第2項に基づき次のとおり作成しました。
- 南アルプス市公立学校等施設整備計画(平成24年度~平成26年度)(PDF 331KB)
- 南アルプス市公立学校等施設整備計画(平成27年度)(PDF 407KB)
- 南アルプス市公立学校等施設整備計画(平成28年度~平成30年度)(PDF 136KB)
- 南アルプス市公立学校等施設整備計画(令和元年度~令和3年度)(PDF 176KB)
- 南アルプス市公立学校等施設整備計画(令和3年度)(PDF 197KB)
2.施設整備計画の事後評価の公表
「学校施設環境改善交付金交付要綱」第8の1に基づき次のとおり評価を行いました。