オレオレ詐欺(母さん助けて詐欺)
家族のふりをして電話をかけ金銭を要求。または警察官や弁護士などになりすまし、身内にかかわるトラブルを告げて不安をあおるなど手口は様々です。
「携帯電話を換えた」「風邪を引いて声が・・・」「借金の返済・・・」「今すぐ振り込めないと身に危険が」「今日3時までに・・・」など。
アドバイス
- お金を要求されたら、あせらず、あわてず、まずは疑ってみてください。相手の確認!内容の確認!家族に相談!
- 警察官や銀行の行員が、電話や訪問でキャッシュカードの暗証番号を聞いたり、要求することはありません。
- 郵便物で送金させたり、直接受け取りにきたりする手口もあるので、見知らぬ第三者には決してお金を渡さない。
- 携帯の番号が変わったと言われたときは、今までの携帯に電話してみたり、他の家族に確認する。
架空請求詐欺
電子メール、ハガキ、電話などで、利用した覚えのない有料サイトの利用料や通信料、身に覚えのない債権などを一方的に請求してきます。また、誤ってあるサイトに入った時点で勝手に「登録完了」などと表示され、不当な利用料を請求してくるケースもあります。
アドバイス
- 身に覚えのない請求には応じる必要はありません。一切無視してください。
- 身に覚えのない送信元からのメールのURLにはこちらからアクセスしない。
- ハガキなどに記載されている電話番号には問い合わせや連絡は決してしないこと。電話番号が知られてしまう上に個人情報を聞き出されてしまうおそれがあり、次のターゲットにされてしまいます。
- 誤って登録してしまっても契約は成立しないので相手にしないこと。
還付金詐欺
税務署、社会保険庁、市役所、電話会社などの公的機関の職員を装って、税金や保険金を納めすぎているので還付金を支払うなどとATMへ誘導したり、銀行の口座番号を聞き出したりして現金をだましとる手口です。
アドバイス
- 誘導されるままにATMに行かない。
- 「おかしいな」と思ったら、相手の所属、氏名、連絡先を確認し、一度電話を切りましょう。改めて自分で調べた(104)電話番号で該当部署などへ事実確認をしましょう。
- 不審な電話があったら、一人で判断せず、相談する。
融資保証金詐欺
実際には融資しないのに、低利で融資する旨のダイレクトメールのハガキ・電話などで勧誘し、融資を申し込んできた者に対して、保証金や保険料などを名目に現金をだましとる手口です。口座に勝手にお金を振り込んで高額な返済金を要求する手口もあります。
アドバイス
- あわてずに冷静になりましょう。
- 事実や支払い根拠を確認するまではお金を振り込まない。
- もし振り込んでしまったら、すぐに金融機関と警察に連絡をとりましょう。「おかしいな」と思ったら、消費者相談窓口へ相談しましょう。