ふるさと文化伝承館 テーマ展
「かつて牧場があった!南アルプス山麓の古代牧」展 の開催
南アルプス山麓の御勅使川扇状地には、鎌倉時代に「八田牧」と呼ばれた牧場があったことが市内の資料の銘文から知られていました。しかし、1990年代に行われた中部横断自動車道の建設工事に伴う「百々遺跡」の発掘調査で平安時代に遡る牛馬骨が多数出土し、この遺跡周辺地域に「牧」の経営にかかわる人々が拠点的な集落を構えていたことがわかってきました。
その後も周辺地域の遺跡からも平安時代の牛馬骨が出土し、様々な活動の痕跡がみとめられ、これらの成果から御勅使川扇状地での牛馬生産は平安時代までさかのぼり、「八田牧」の前身となる牧場が付近に存在したと考えられるようになったのです。
本テーマ展では、これら「八田牧」の前身ともいうべき「牧」と牛馬利用の伝統に焦点を当てて紹介いたします。
期 間
令和5年7月14日(金)~令和5年12月20日(水)まで
会 場
南アルプス市ふるさと文化伝承館(南アルプス市野牛島2727)
時 間
午前9時30分~午後4時30分 (木曜およびこの日が休日の場合はその翌平日が休館)
料金
無料
お問い合わせ
南アルプス市ふるさと文化伝承館(電話:055-282-7408)
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