南アルプス市では、年度末年齢75歳以上の市民の方を対象に、「脳ドック」を実施しています。
脳の変化を早期に発見し、重症化を予防することで、安心して健康な生活を送れるよう、ぜひ一度受診してみませんか?
脳ドックについて
脳ドックは、指定医療機関の中からご自分で選択して受診できる健診です。検査項目の追加(オプション・別途費用)が可能なので、より詳しく自分の健康状態を把握することができます(オプション検査項目や費用は医療機関によって異なります)。
なお、脳ドックは隔年(2年に1回)での助成になります。昨年度受診された方は今年度は対象外となりますので、ご注意ください。
・脳ドックは人間ドックと異なる健診です。
また、巡回(総合)健診における基本(特定)健診、結核・肺がん検診を重複して申込むことはできません。
・脳ドックには結核・肺がん検診以外のがん検診は含まれていません。
胃がん検診(バリウム)、腹部超音波検診(エコー)、大腸がん検診、前立腺がん検診(未治療の方)については、
巡回(総合)健診で受診することができます。※各種健診(検診)申込書でお申込みください。
検査項目 | 検査内容 | 助成額(上限) |
---|---|---|
基本(特定)健診 | 問診、診察、身体測定、血圧測定、心電図、尿検査、血液検査、眼底検査 ※1 | 5,000円 |
結核・肺がん検診 | 胸部レントゲン検査 | 19,000円 |
頭部検査 | 頭部MRI・MRA検査 ※2 |
※1 基本(特定)健診の内容は医療機関によって異なります。上記は最低限行うべきとしている項目になります。
※2 頭部検査は医療機関によって追加検査を加え、独自の検査となっていますので、詳しくは次項の検査内容をご確認ください。
対象者
75歳以上の方(受診年度末3月31日現在の年齢)
※社会保険本人を除く
※脳ドック受診時に74歳の方で、社会保険被扶養者・任意継続・医師国保・建設国保等の方は、加入医療保険者から「特定健康診査受診券」が
発行される場合は、受診できます。
自己負担金
各医療機関の脳ドック検査料(医療機関により異なる)から、市や加入医療保険からの助成額合計を差し引いた金額になります。
◎自己負担金額計算方法
自己負担金=〈脳ドック検査料〉ー〈市からの助成額19,000円〉-〈基本(特定)健診相当分の助成額※1〉
※1基本(特定)健診相当分について
○75歳以上の南アルプス市後期高齢者医療保険の方 ・・・ 5,000円
○74歳の南アルプス市国保の方 ・・・ 5,000円
○74歳の「社会保険被扶養者」「任意継続」「医師国保・建設国保等」の方
・・・加入医療機関により助成額が異なります。加入医療保険者にお問い合わせしていただくか、
加入医療保険者から発行される「特定健康診査受診券」でご確認ください。
申込み~受診までの流れ
・2月初旬に郵送される「各種健診(検診)申込書」で申込みをする。
※提出期限を過ぎてしまった方は、健康増進課までお問い合わせください。
・3月下旬に「脳ドック受診票」と「脳ドック受診ガイド」が郵送されます。
受診ガイドに記載されている医療機関にご自身で予約をとる。
※受診2~3週間前に医療機関から受診に必要な資料が送付されます。
※健診は半日ですが、午後から受付の医療機関があります。受診に際しての食事制限について、詳しくは医療機関にご確認ください。
実施期間
4月~翌年2月末日
※上記期間内での詳細な実施期間は医療機関により異なります。
持ち物
□ 健康保険証
□ 脳ドック受診票
□ 特定健康診査受診券
※受診日に74歳の社会保険被扶養者、任意継続、医師国保、建設国保等の方は必要です。
□ 自己負担金 … 自己負担金の詳細は受診先の医療機関にお問い合わせください。
□ 医療機関から送付された受診案内に記載してある持ち物
会場
以下の医療機関
・山梨県厚生連健康管理センター
・山梨病院
・白根徳洲会病院
・富士川病院
検査内容
検査内容についての詳細は、医療機関への予約時にお問い合わせください。
検査内容等 |
山梨県厚生連 |
山梨病院 | 白根徳洲会病院 | 富士川病院 | |
---|---|---|---|---|---|
脳 ド ッ ク |
基本(特定)健診 |
◎(必須) |
|||
胸部レントゲン検査 | ◎(必須) | ||||
頭部MRI・ MRA検査 |
◎(必須) | ||||
追加検査 |
脳萎縮度検査を加えた |
ー |
頸動脈エコー検査を セットで行います。 |
頸動脈エコー検査を セットで行います。 |
|
検査料※2 | 39,730円 | 31,570円 | 35,500円 | 35,250円 | |
自己負担金※2 | 15,730円 | 7,570円 | 11,500円 | 11,250円 | |
オプション※3 |
胃がん検診(胃カメラ・バリウム)、大腸がん検診、腹部超音波検診(エコー) など |
※1 早期アルツハイマー型認知症の可能性があるかを調べることができます。
※2 各医療機関の検査料から、市からの助成額(上限24,000円)を差し引いた金額が脳ドックの自己負担金となります。
※3 オプションの検診は、脳ドックと同時に受診することが出来ます。
なお、オプションの検査料は全額自己負担となります(市からの助成はありません)。
注意事項
●頭部MRIは強い磁石を使用して検査を行います。
ペースメーカー、人工内耳等、体内電子装置を使用されている方は脳ドックの受診(お申込み)はできませんので健康増進課にご相談ください。
体内に金属、人工器具等が入っている方は、主治医に使用している素材がMR検査可能か必ず確認してからお申込みください。
●脳疾患のため脳外科等に通院中・治療中の方は、脳ドックの対象外となります。
症状のある方は、検診を待たず、すぐに医療機関を受診してください。