左から依田消防士、深澤消防士、野中消防士
消防士を目指したきっかけは何ですか？
依田消防士：小学校低学年の頃に、航空隊の訓練を家族で見に行った際、救助活動中の隊員の姿を見て憧れを抱きました。航空隊について調べたところ、消防機関のヘリコプターであることを知り、その日から私は、人の命を救う消防という仕事に興味を持ち、消防士を志しました。
深澤消防士：初めての骨折を経験し、痛くて怖くて不安だった自分を救急隊の方々が優しく、丁寧に、それでいてとても迅速に病院へ搬送し、心身ともに救っていただいたことがありました。その経験から、自分も人の救いになれる人になりたいと思い消防士を目指しました。
野中消防士：東日本大震災の際に、テレビ超しで見た被災地の人たちのために活動する消防士を見たのがきっかけです。人のために汗を流し、人命救助のため努力する消防士の姿を見たときに胸を打たれ、自分も消防士になって、人のために一生懸命働きたいと強く思いました。
仕事のやりがいは何ですか？
依田消防士：消防署に来てくれる子供たちから応援の言葉をいただいた時です。子供たちから「かっこいい」、「頑張って」等の応援の言葉をいただくことがあり、とてもうれしい気持ちになります。子供たちが憧れる職業に就くことができてよかったといつも感じます。
深澤消防士：現場活動は感謝していただけることが多く、それが自分の生まれ育った場所でできることにとてもやりがいを感じます。訓練では仲間とともに汗を流し、有事の際に役立つ知識や技術も身につけることができるので、人のため、自分のために働くことができるやりがいの多い職業です。
野中消防士：現在は消防隊、救急隊として様々な現場に出動し、市民の生命、身体、財産を守るために業務を遂行しています。現場での活動は、決して楽なものではありませんが、現場活動を終えた後の達成感や充実感は他の職場では味わうことができないものがあります。また、患者さんや家族の方に感謝された時には、この仕事をやっていてよかったと、とてもやりがいを感じます。
消防士を志望している方へメッセージをお願いします。
依田消防士：試験勉強はかなり辛いと思いますが、消防職員になりたいという気持ちを誰よりも強く持ち、日々努力すれば必ず消防士になることができると思います。何事にも全力で目標に向けて最後まであきらめずに頑張りましょう！
深澤消防士：現場活動では過酷な場面が、日々の訓練及び業務では、大変な時があると思います。そういった場面で「人を助けたい」、「人を守りたい」、「立派な消防士になりたい」その強い気持ちが必要になります。初心を忘れずに、消防人生で大切な向上心を磨きながら粘り強く頑張ってください。一緒にかっこいい消防士を目指しましょう！
野中消防士：消防士はかっこよく、誇りを持てる職業だと思っています。試験勉強や体力錬成など大変だとは思いますが、今を乗り越えれば憧れの消防士として袖を通すことができます。ぜひ一緒に「南アルプス市」を守りませんか？楽しみに待っています！
