人権教室は、人権の尊重や子どものいじめ等の人権問題を考える機会を作ることにより、相手への思いやりの心や命の大切さを学んでもらうことを目的に、全国の人権擁護委員が中心となり啓発活動を行っています。
南アルプス市の「人権教室」
今年度は、小学校を中心に、人権教室が行われています。
若草中学校
【10月28日(金)】
若草中学校で、道徳の授業が行われました。今回、人権擁護委員さんは、日本国憲法や子どもの権利条例に記載されている人権、現在も続く紛争の犠牲による人権侵害についてお話をしました。
その後、担任の先生から、携帯電話の使い方から考える人権について話があり、生徒の皆さんはワークシートを使用しながら『自分の考え』をまとめ、『身近な人権を大切にするためには何ができると思いますか?』の問いに活発な意見を発表していました。
人権擁護委員さんは、若草中学校の1年生の相手の話をとても真剣に聴く姿勢と、しっかりした発言に感心していました。
白根東小学校
【1月25日(水)】
白根東小学校で、人権教室を開催しました。1・2年生には紙芝居『いっしょにあそぼ』、3・4年生にはDVD『プレゼント』、5・6年生にはDVD『いじめと戦おう』を題材に、人権擁護委員さんが各クラスで授業をしました。
学校全体が、とても落ち着いた雰囲気で真剣に話を聴いていました。