この運動は、主に小学生を対象とした啓発運動で、昭和57年度から全国各地で実施されています。その目的は、学校に配布した花などを子どもた ちが協力して育てることで生命の尊さを実感し、豊かな心、優しさと思いやりの心を育み、体感することです。また、育てた花や種を家族や社会福祉施設に届けたりすることで、人権尊重への思いをさらに高めることも趣旨の一つとなっています。
南アルプス市「人権の花」運動
山梨県の「人権の花」運動では、児童が書いた人権メッセージと花の種をつけた風船を空に飛ばすバルーンリリースを実施しています。風船は、県外まで飛ぶことがあり、県外で見つけた方からお手紙がきたとの報告もありました。(風船も紐も袋も自然に還る素材を使用しています)
櫛形北小学校
5月9日に櫛形北小学校で「人権の花」運動を行いました。
【「人権の花」贈呈式】
人権擁護委員と人権イメージキャラクター『人KENあゆみちゃん』が「人権の花」の贈呈式を行い、児童の代表から思いやりの心を持ち、花を育てていくとお礼の言葉をいただきました。
【バルーンリリース】
贈呈式の後、先生から児童に風船が渡され、一斉に放ちました。風がよく吹いていたので、勢いよく遠ざかっていく風船を走って追いかけ、遠くまで届けと大きな声で送り出していました。
小笠原学校
小笠原学校で、5月24日に「人権の花」運動を行いました。
【「人権の花」贈呈式】
人権擁護委員と人権イメージキャラクター『人KENあゆみちゃん』が「人権の花」の贈呈式を行い、児童の代表から受け取った花を思いやりの心を持ち、大切に育てていくとお礼の言葉をいただきました。
【バルーンリリース】
人権擁護委員や先生から風船を受け取り、一斉に放ちました。とてもよく晴れていたので、鮮やかな風船の色が空に映えていました。風もあまりなかったため、児童たちは校舎を超えて高く昇っていく風船をずっと見つめていました。
百田小学校
百田小学校で、5月27日に「人権の花」贈呈式。6月3日に、バルーンリリースを行いました。
【「人権の花」贈呈式】
人権擁護委員と人権イメージキャラクター『人KENあゆみちゃん』が「人権の花」の贈呈式を行い、児童の代表から花を育てながら、思いやりの心も育てていくとお礼の言葉をいただきました。
5月27日は雨の予報だったため、6月3日にバルーンリリースを実施しました。先生から児童に風船が渡され、一斉に空に放ちました。待ちに待ったバルーンリリースは天候に恵まれ、飛んでいく風船に手を振り、とても楽しそうでした。