地震や豪雨などの大規模災害が発生した場合においては、地域の住民自らが、生命や財産の安全を確保し、被害の軽減を図るための自主防災活動が非常に重要となります。
防災講習会などの開催について
南アルプス市では自主防災組織を中心に次のような講習会などの開催を予定しております。
防災訓練
災害対策本部・消防団・自主防災会・災害ボランティアによる情報収集・伝達訓練、避難訓練を主とした「南アルプス市総合防災訓練」を実施します。
また、土砂災害に伴う警戒区域を対象に「土砂災害避難訓練」を随時行います。
避難所開設運営訓練
災害時に備えて、自主防災会を主体とした運営委員会を立ち上げ、様々な対処への課題を検討し、地域内の連携を図ります。
自主防災会講習会
自主防災会が今抱えている諸問題の検証とより一層の活性化、充実を目的として、市内自主防災会長、リーダーを対象として自主防災マニュアルの基礎的資料をもとに講習会を開催します。
防災マップづくり
各自主防災会の地域内の緊急避難場所・一時避難場所・避難路・危険箇所などを把握し、自主防災会の一人ひとりが、地域状況を再認識するとともに、災害時における対応を協議するための基礎資料の作成作業を行います。
家具など倒壊防止用機材普及啓発
阪神淡路大震災時の被災死亡者4,500人のうち、約80パーセントが建物・家具などの倒壊による圧死でしたが、災害時の避難路を確保するため、家具など倒壊防止用の資機材の普及啓発を実施します。
防災講演会
自主防災会・消防団などを対象として、防災対策精通者を招き講習会を開催することで、災害に対する再認識をするとともに意識の高揚を図ります。
救急講習会
災害時における被災者(負傷者)を想定し、心肺蘇生法・三角巾の使用法・搬送法について班を編成し、講習並びに実習を行います。
被災者救出講習会
消防署員を講師として、災害時がれきなどにより下敷きになった被災者を救出する講習会を開催します。