行きたいまち・住みたいまちを目指して
行きたいまち・住みたいまちを目指して
全国的に首都圏への人口流出・出生率の伸び悩みを背景に人口減少・少子高齢化は加速的に進んでおり、将来的に地域経済に大きな影響を与えていくことが懸念されています。本戦略は、持続可能なまちづくりを進めるため策定した「第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略」の基本目標「新しいひとの流れをつくる」の施策に位置づけるシティプロモーションの活動方針として策定するものです。
全国的な人口減少と少子高齢化の進行と同様に、本市の人口も、2010年の72,635人(国勢調査人口)をピークに減少傾向に転じています。また、年齢構成別では、高齢者人口比率が高くなる一方で、生産年齢人口(15歳~65歳未満)と年少人口(0歳~15歳未満)の比率は共に低下しています。
このような少子高齢化の進展に伴う人口の減少や労働力となる生産年齢人口の減少は、地域経済の規模縮小につながる要因とされています。
市では総合計画に基づき「魅力ある地域資源を活かした自立のまち」の達成とともに、持続可能なまちづくりを進めるため、「南アルプス市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、施策を展開してきました。
今後も人口減少社会への対応に特化した途切れのない施策を展開していくため、令和2年3月には「第2期まち・ひと・しごと総合戦略」を策定し、基本目標に掲げる「新しいひとの流れをつくる」の施策に位置づけるシティプロモーションを推進するため、活動方針として「シティプロモーション戦略」を策定することとしました。
市民の皆様が魅力づくりや情報発信に積極的に参加し、地域に愛着と誇りを持ち、県内外の多くの方に市の魅力を知ってもらい、興味を持ってもらい、「行きたいまち、住みたいまち」として南アルプス市が選ばれる姿です。
背景 | 傾向:首都圏への人口流出・出生率の伸び悩み |
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見通し:人口減少・少子高齢化の進行 | |
懸念:地域経済の縮小 |
対策 | 施策:福祉・教育・産業・安心安全など |
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施策:移住定住人口の拡大・観光の振興 |