四種混合ワクチンの製造販売中止に伴う対応について
令和6年4月1日より、五種混合ワクチンが定期接種となり、これまで使用していた四種混合ワクチンの製造販売が終了しています。
四種混合ワクチンは製造販売及び在庫終了により、接種が難しい状況です。定期接種では、原則として同一ワクチンを必要回数接種することになっていますが、ワクチンの在庫がなくなった場合は、次の対応となります。
今後の対応
①四種混合ワクチンとヒブワクチンの接種回数が揃っている
→五種混合ワクチンを用いて接種することが可能です
②四種混合ワクチンとヒブワクチンの接種回数が異なっている
(1)ヒブワクチンより四種混合ワクチンの接種回数が少ない場合
→ヒブワクチンの接種回数が四種混合ワクチンより上回りますが、五種混合ワクチンを接種します。
令和7年7月25日付の厚生労働省からの通知により、ヒブワクチンの接種回数に関係なく、五種混合ワクチンを用いて接種することが可能になりました。
参考:四種混合ワクチンの販売中止に伴う対応に係る留意事項について (令和7年7月25日 厚生労働省通知)
(2)四種混合ワクチンよりヒブワクチンの接種回数が少ない場合
→ヒブワクチンを接種し、接種回数を揃えます。その後に不足分を五種混合で接種をします。
※ヒブワクチンは、初回接種開始月齢および現在の月齢によって接種回数が異なります。
※「五種混合ワクチン」とは、ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ・ヒブの混合ワクチン
※「四種混合ワクチン」とは、ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオの混合ワクチン
接種対象年齢
生後2カ月~生後90カ月に至るまで