夢を実現し、未来を切り拓く-南アルプス市で起業・創業してみませんか?- 2025

貴方が踏み出した一歩が未来を変える。南アルプス市では、夢に挑戦しビジョンを実現するための創業支援を行っています。昨年に続き、令和6年度の創業支援制度を活用した事業者の皆様に対し、事業や支援制度の活用に関するアンケートを実施しました。南アルプス市で新たな事業を始めたい方や起業・創業を考えている皆様にとって、参考になる情報となるかもしれません。

  1. 目次
  2. 1.as estrelas
  3. 2.合同会社 和げん
  4. 3.ART mk. / MAHU

as estrelas

as estrelas 中島星さん

事業内容

「人」の力で、ヤマナシをもっとオモシロく

人材育成を通じて、山梨が魅力と活気あふれる県になるように貢献していきたいと考えています。

  • GHCDコーチング
    米国式コーチングに東洋思想を取り入れ、内面へのフォーカスを重視した和魂洋才プログラム「GHCDコーチング」を提供します。(1on1コーチング、企業向け人材育成研修)
  • GHCDみらい創世塾 山梨校
    山梨で唯一の対面型・コミュニティ型コーチングスクール「GHCDみらい創世塾 山梨校」を運営。
    ※本プログラムは、東京で8年の実績があります。
    ※単なるコーチングスクールにとどまらず、受講生や卒業生同士が深い信頼関係を築き、ビジネスコミュニティを形成することを目指しています。

創業しようとしたきっかけ・理由について

コーチングをもっと多くの人に知って、習得して欲しい

2017年1月、将来的にフリーランスとして独立したい――。そのために、より多くのビジネス経験を積み、ビジネスリテラシーを高めたい。そんな思いから、上場前のITスタートアップベンチャー企業に転職しました。
これまでのビジネス経験や人生経験を活かし、活躍できるだろうと思っていました。ところが、それは甘い見込みでした。
私は会社でまったく成果を出せず、頭打ちとなり、人生の暗黒期に突入しました。
そんなときに出会ったのがコーチングです。コーチングを受ける過程で、視野を広く持つこと、視座を高く持つこと、そして自分のマインドセットを整える方法を学びました。

そこから人生は好転。最終的には社内表彰を受け、新規事業部のメンバーにも選ばれるなど、成果を残すことができました。
もっと自分の可能性を試したいという思いが次第に大きくなり、最終的に起業へと至りました。そして、「いつかは山梨に戻って仕事がしたい」という願いも叶えることができました。

私の人生を変えてくれたコーチングは、きっと私以外の人の人生も好転させる力を持っている。
むしろ、全人類がコーチングを習得すべきだ――。
そんな思いから、私は起業しました。

山梨県をもっとオモシロい場所に!

私が考える「オモシロい」とは、魅力的でワクワクがあふれていること。
一度は県外に出た人も「やっぱりUターンしたいな」「山梨でも自分のやりたいことができそうだ」と思えるような状態のことです。
私はコロナ禍をきっかけに南アルプス市へUターンしました。山梨への愛着を改めて実感する一方で、私が上京した頃と変わらない固定化された価値観や、見えない壁(ガラスの天井)がいまだに多く存在することにも気づきました。
どうせ住むなら、今住んでいる地域をもっともっとオモシロい場所にしていきたい。そのためには、人々の価値観を広げていく必要がある。コーチングを広めることで、それを実現しよう!――そう思うようになりました。

コーチングビジネスは、山梨ではまだ市場が確立されていないと感じています。そんなフロンティアビジネスを、県庁所在地ではなく南アルプス市から発信できることも、またオモシロいことだと思っています。
南アルプス市には、農業や製造業といった古くから続く産業が多くあります。そこで働く人たちの価値観が広がり、創造的な取り組みが生まれたら……そう考えるだけでワクワクします!

中島星さん
中島星さん

 

創業してよかったと感じることは?

中島星さん

はじめは、山梨ではまだ馴染みの薄い「コーチング」というサービスを提供することに、不安がありました。
しかし、「こういうことをやっていきたい!」と周囲の人に語るうちに、私の志に共感してくださる方や、「一緒に何かやっていこうよ!」と声をかけてくださる方とたくさん出会えたことが、とても嬉しかったです。

まだ市場がないということは、伸びしろが大きいということ。
コーチングの素晴らしさや、人材育成が「投資すべき分野」であることを、もっともっと広めていきたいと思っています。
人が変われば、会社が変わり、そして地域も変わります!

 

創業して大変だったと感じることは?

中島星さん

山梨でビジネスを進めるうえで、何よりも重要なのはキーマンとの出会い、そして人脈の構築だと考えています。
しかし、私は高校卒業後に上京し、約20年間都内で暮らし、働いていました。そのため、学生時代の同級生の多くも山梨にはおらず、ほぼゼロから人脈を開拓する必要があり、大変でした。

また、山梨では無形商材への投資文化があまり根付いていないと感じます。人材にかける費用を「投資」ではなく「コスト」と捉える経営者の方が、まだ多いのではないでしょうか。
「人的資本」という考え方を浸透させていくことが、今後さらに取り組むべき課題だと考えています。

 

これからの展望について

私が主宰する「GHCDみらい創世塾」は、年に一度、半年間のプログラムとして開催しています。
これまでの卒業生の皆さんからは、「自己理解が深まった」「行動に躊躇がなくなった」など、多くの喜びの声をいただいています。
少しでも興味を持たれた方は、ぜひ一度、体験講座に遊びにいらしてください!
また、今後は個人向けの塾だけでなく、企業研修にも力を入れていきたいと考えています。

  • 「人が採用できない」
  • 「せっかく採用しても、すぐに辞めてしまう」
  • 「従業員が指示待ちばかりで困っている」

このような人材に関する課題を抱える経営者の方も、ぜひ一度ご相談ください。

GHCDみらい創世塾
GHCDみらい創世塾
GHCDみらい創世塾

 

合同会社 和げん

和げん

事業内容

  1. 医療的ケアが必要な重症心身障害児や発達障害のある児童に対し、多職種が連携して多角的なアプローチを提供し、社会進出や自立を目指します。

  2. 障害のある児童を育てる家族が社会とつながりを持ち、コミュニティに参加できるよう支援し、就労につなげることも目標としています。

  3. 重症心身障害児の病棟や施設での勤務経験を持つ看護師、障害児支援を専門とする理学療法士、児童対応に豊富な経験を持つ保育士など、高い専門知識と技術を備えたスタッフがそろい、基本的な支援に加えて高度な医療的ケアの提供にも対応できる施設です。

和げん
和げん ベッド
和げん

創業しようとしたきっかけ・理由について

和げん 有泉代表

30年以上の看護師経験を通じて、生まれ育った地域で微力ながら貢献できることはないかとずっと考えていました。
そんな中、障害児の通所施設が県内で不足していることを知り、この分野で支援事業に携わることを強く思うようになり、家族が安心して子どもを預けられる場所を提供し、社会進出や自立を支援するとともに、家族が充実した時間を過ごせるようなサポートを行うため、多機能型重症児通所事業所の創設に踏み切りました。

 

創業してよかったと感じることは?

和げん-活動の様子

徐々に利用者が増え、利用者やその家族との信頼関係や絆が少しずつ築かれ、期待していただけることが増えてきたと感じる時や、利用者の成長や身体的な改善に繋がる支援ができた時に、活動の成果を実感しています。また、障害児をケアしていく中での悩みや不安を相談していただけるようになった時、信頼関係が少しずつ築けてきていることに嬉しさを感じています。
利用者が当施設に通所する前にはできなかったことができるようになったり、見えなかった表情が見えるようになった時には、ご家族と一緒に喜びを分かち合っています。これからも、この喜びを感じることができることがとても幸せだと感じています。

 

創業して大変だったと感じることは?

事業の内容は非常に充実しており、やりがいを強く感じていますので、大変だと感じることは全くありません。しかし、新規事業所であるため、開所から利用者が集まらないことや、利用者が医療的ケア児であるために入院が多く、収入が安定せず、経費がかなりかかってしまう点が大変に感じる部分です。

和げん 活動の様子.jpeg
和げん 活動の様子.jpeg
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和げん 浴室
和げん 有泉さん

その他・メッセージ

福祉事業で、合同会社であるため寄付や助成金、福祉車両の提供など受けることが出来ない中で、創業支援は大変助かりました。

これからの展望

子どもたちの受け入れ先は、年齢によって分かれており高校卒業後は当事業所では受け入れられません。
親御さんも高校卒業後の受け入れ先には不安を抱えています。
当事業所で今は、18歳の子供たちの受け入れまでしかできませんが、高校卒業後の受け入れ先となり更には、生涯を通して
生活だけではなく趣味や仕事や多方面からの支援ができる施設へと成長していきたいと考えています。

Instagramはこちらから

和げん 活動の様子
和げん 活動の様子
和げん

 

ART mk. / MAHU

マレーシアカレーキッチンカー

ART mk.は、名刺・ショップカードの作成、衣類へのプリント・刺繍、チラシ・メニューのデザイン、自社アパレルブランド「yolo club.」の製品販売を主に行っています。また、他ブランドや企業からの依頼にも多数対応しています。 さらに、今年から新事業としてマレーシアカレーとコーヒーメニューを提供するキッチンカーの営業をスタートします。

MAHU マレーシアカレー
MAHU エスプレッソ
yolo club. MAHU

新分野に進出しようとしたきっかけ・理由について

MAHU 杉山さん

既存の事業が軌道に乗り、空き時間をうまく活用できるようになったことで、知識や経験も増え、幼い頃からの夢だったカフェ(キッチンカー)の創業に至りました。さらに、以前母が南アルプス市でマレーシア料理店を営んでいましたが、惜しくも閉店することに。その想いを引き継ぎ、新しい形でマレーシアカレーを提供したいという気持ちも、この事業を始める大きなきっかけとなりました。

 

新分野に進出してよかったと感じることは?

MAHU キッチンカーと杉山さん

様々なイベント、マルシェなどに出店することで、南アルプス市内全域で販売ができ、より多くの方に利用していただけることを嬉しく思っています。また、地元の魅力を発信しながら地域活性化に貢献できること、生まれ育った南アルプス市でカフェ創業の夢に一歩ずつ近づいていることに喜びを感じています。

 

新分野に進出して大変だったと感じることは?

飲食事業は初めての挑戦で、実際に始めてみると分からないことばかりで大変ですが、日々試行錯誤しながら頑張っています。現在はマレーシアカレーとコーヒーメニューを提供しつつ、南アルプス市で栽培された果物を使ったドリンクの開発にも取り組んでいます。 たくさんの方に喜んでもらえるよう、試作を重ねながらより良いものを追求し続けています。 そして、この取り組みが南アルプス市の果物の魅力を知ってもらうきっかけになれば嬉しいです。

MAHU エスプレッソマシン
MAHU 杉山さん

これからの展望について

様々なイベントやマルシェへ積極的に出展し、多くの方に届けられるよう活動していきます。
また、Instagramを活用し、最新情報を随時発信していきます。 「MAHU」らしさをより多くの方に知ってもらえたら嬉しいです!

instagramアカウント   @mahu_curry

MAHU 杉山さん
MAHU マレーシアカレー
MAHU マレーシアカレー キッチンカー

 

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