地域の子育てと、仕事の両立を応援します。
この事業は働く人々の仕事と子育ての両立を支援する目的から、労働省(当時)が構想し設立されました。
現在では育児のサポートの対象は、子を持つすべての家庭に広がっています。
そこで、おねがい(利用)会員・まかせて(活動)会員をより多く募集しさらに充実したサポートを目指しています。
ファミリーサポートセンターではこんな援助をしています。
- 保育所・幼稚園の開始前や終了後に子どもを預かってほしい。
- 保育所・幼稚園へ子どもを送り迎えしてほしい。
- 子どもの習い事への送迎をしてほしい。
- 2人目を出産予定。近くに頼れる人はいないし、上の子をどうしよう。
- 上の子の参観会に行きたいので、下の子を預かってほしい。
- 冠婚葬祭のため、子どもを預かってほしい。
- 少しの時間、子育てを休憩して自分の時間がほしい。
- その他、状況に応じてご相談ください。
会員の条件は?
おねがい(利用)会員…子育ての援助を受けたいかた
南アルプス市内在住で、おおむね生後3か月の乳幼児から小学校6年生までの子どものいるかた。
例えば:
「残業続きで、保育園のお迎えが心配…」
「自分の習い事に子供をを連れていけない」等
まかせて(活動)会員…子育ての援助を行いたいかた
南アルプス市内在住の心身ともに 健康で支援活動に理解を持つ満20歳以上で、講習会に参加できるかた。(ただし、すでに講習内容と同程度を受講しているかたについては、講習会は免除となります。)
例えば:
「子供も成長して、空いている時間を何か有効に使いたい」
「子どもが好きだから」
「子育て経験を生かしたい」
「子育てしている人の援助をしたい」等
利用会員、活動会員の両方にご登録いただくことも可能です。利用したり活動したり、時間を上手に利用してください。
利用料は?
おねがい(利用)会員さんはまかせて(活動)会員さんに次の利用料をお支払いただきます。
- 平日(午前7時から午後7時) 1時間 800円
- 夜間・土曜・日曜・祝祭日・特定日 1時間 900円
平成23年度より利用料の助成を行います。
上記利用料の内、子ども1人当たり1時間につき200円(所得税が非課税のひとり親世帯は400円)が市より助成されます。
但し、子ども1人当たり1回3時間までとします。
- 例)午前8時から午後2時までのお預かりの場合
平日午前8時から午前11時の利用金額 600円(800円-200円(助成分))×3時間=1,800円・・・ア
午前11時から午後2時の利用金額 800円(助成なし)×3時間=2,400円・・・イ
合計利用金額 ア+イ=4,200円
多胎児世帯への支援
令和4年1月1日から、多胎児の2人目以降の子どもに係る利用料は、無料となります。
援助活動中の補償について
会員のかたが安心して相互援助活動が行えるように、事故に備えて「ファミリー・サポート・センター補償保険」に加入します。
保険料は、市で負担します。
入会の方法
入会申込書を市役所子育て支援課に設置していますので、必要事項をお書きの上、ファミリー・サポート・センター事務局に御本人が直接お持ちください。入会は無料で、随時受け付けます。
まかせて(活動)会員の講習会
「子育ての援助を行いたい」という活動会員になるためには、市が実施するサポート講習会を4日間程度に分けて受講していただきます。
また希望者のかたには、託児所が用意されていますのでお申し込みの際にお申し出ください。講習会の日程は広報誌でお知らせいたします。
サポート講習会の内容
- 事業説明
ファミリーサポートセンター事業に関する仕組み・制度・運用等、事業自体に関する説明 - 実施についての経験談
先輩会員の体験に伴った活動内容を紹介 - 保健・健康について
子どもの健康についての講習 - 子どもとの関わりかたについて
保育所での子どもの姿の事例 - 食育について
子どもの食事と心のかかわりについて - 事故防止・応急処置について
子どもの事故等救命講習 - コミュニケーションについて
今どきの子育て事情とコミュニケーション
活動についての質問コーナー
- Q:子どもはどこで預かるの?
A:子どもを預かる場所は原則として活動会員の自宅ですが、活動会員の自宅以外に支援活動を行うことに適した場所で、利用会員と合意であれば良いとします。 - Q:兄弟を預けたときの利用料は?
A:兄弟の場合は、2人目から半額になります。 通常時間は400円時間外は450円です。 - Q:活動会員は、お子さんをお預かりする際、チャイルドシート等、必要な用品は自分で準備するのでしょうか?
A:チャイルドシート等はセンターに用意してありますので必要時には申し出てください。 - Q:会員はいつでもなれるの?
A:申請はいつでも受け付けています。お気軽にご相談ください。