南アルプス市鳥獣被害防止計画
南アルプス市では鳥獣被害防止計画を策定しました。
計画の内容についてご説明します。
更新日 2010年06月15日
ここでは南アルプス市鳥獣被害防止計画についてご説明します。
南アルプス市鳥獣被害防止計画を策定しました
南アルプス市では、近年鳥獣(サル、カラス、イノシシ、ムクドリ、シカ、スズメ、ネズミ)による被害が増加しています。そこで、被害防止施策を総合的かつ効果的に実施するため、「鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律」(平成19年法律第134号)第4条第1項の規程に基づき『南アルプス市鳥獣被害防止計画』を策定しました。同法第4条第8項の規程に基づき、公表します。
南アルプス市鳥獣被害防止計画の大まかな内容
目的
南アルプス市では、鳥獣による農林業等に係る被害が深刻な状況にあることを考慮し、その防止のための施策を総合的かつ効果的に推進することで、農林業の発展と南アルプス市内の地域の振興に寄与することを目的に、この計画を策定しました。
鳥獣による農林業被害のについては、捕獲、防除、追払い、環境整備、普及啓発等を総合的に被害防止対策を実施し、地域住民の方々のご理解とご協力を得つつ、関係機関との連携によりはじめて被害の減少が図られるのもと考えております。
対象鳥獣と被害防止計画の期間
- 対象鳥獣
- サル、イノシシ、シカ、ネズミ、カラス、ムクドリ、スズメ
- 計画期間
- 平成20年度~平成22年度
- 対象地域
- 南アルプス市
ここでの鳥獣とは、鳥類または哺乳類に属する野生動物をいいます。
被害の傾向
南アルプス市は6町村の合併により、白根・櫛形・八田・甲西(一部)地区の果樹地帯と甲西(一部)・若草地区の水田地帯で構成されており、里山地域におけるサル・イノシシ・シカの獣害被害と平地地域におけるカラス・ムクドリ・スズメ等の鳥獣被害が発生している状況です。
特に、白根・櫛形・甲西の里山地域を中心にサルによる果樹への被害が拡大し深刻な現状であり、収穫時期である6月から10月にはサルの出没が多数確認され、食害や落下果樹の被害が発生しております。
近年では、鳥獣による被害のなかった地域においても徐々に発生が確認されるなど生息域の拡大も問題なりつつ状況にあります。
被害対策
従来講じてきた被害防止対策
- 捕獲機材の購入
- 一斉捕獲活動の実施
- 補助金交付による捕獲の推進
- 電気柵の設置及び管理
- 追上げ・追払い活動の実施
- 獣の習性、被害防止技術の普及
- 緩衝帯の設置
今後の被害防止の取組方針
- 電気柵の設置
里山地帯においては、加害獣等の侵入を防ぐための電気柵の設置を進めており、今後も未設置地域においては、随時整備する - 追払い活動
現在、一部里山地域においては、サル接近警戒システムの導入によるサルの侵入状況を確認し、里守り犬(モンキードッグ)によるサルの追払いと地元住民(追払い隊)による追払い活動へ積極的に取組み、併せてサル等の被害発生地域への被害防対策を推進する - 緩衝帯の整備
電気柵の設置とあわせ緩衝帯の整備を進める - 猟友会等による駆除活動
カラス、ムクドリ等については、猟友会への駆除を依頼しており、今後も市内全域を対象に重点的に展開する - 管理捕獲
サル、イノシシ、シカについては、県の特定鳥獣適正管理事業により、猟友会に依頼し随時捕獲する - 加害獣の習性や被害防止技術の研究等
関係機関等の協力により新たな被害防止対策への調査研究等に取組む - ネズミ対策については、JAの栽培技術講習会等において指導を行う
猟友会員の高齢化対策については、各猟友会の活動とあわせ、狩猟免許の取得の啓蒙活動等により、随時会員の増加に勤める
対象鳥獣の捕獲計画
サル、イノシシ、シカについては、山梨県特定鳥獣保護管理計画に基づき、実施する特定鳥獣適正管理事業による捕獲計画数との調整を図り、状況に応じた実数を捕獲数とする。
カラス、ムクドリ、スズメ等については、過去の農作物被害発生状況や有害鳥獣捕獲実績等を勘案し、実情にあった捕獲数を設定する。平成21年度以降については、気候や地域の状況変化等も考慮する必要が生じると思われ、捕獲計画数の変動も考えられる。
| 平成17年度 | 平成18年度 |
平成19年度 |
平成20~22年度 (捕獲計画数) |
|
|---|---|---|---|---|
| サル |
33頭 |
62頭 | 57頭 |
各年70頭 |
| イノシシ |
9頭 |
27頭 |
16頭 |
各年50頭 |
| シカ |
- |
13頭 |
9頭 | 各年100頭 |
| カラス |
356羽 | 513羽 |
352羽 |
各年460羽 |
| ムクドリ |
1,051羽 | 989羽 |
710羽 |
各年900羽 |
| スズメ |
97羽 | 65羽 |
39羽 |
各年100羽 |
捕獲以外の鳥獣別対策に関する取り組み
- サル
- 侵入防止柵の整備・管理、生息行動等の調査、犬を活用した追上げ・追払い活動等
- イノシシ
- 侵入防止柵の整備・管理等
- シカ
- 侵入防止柵の整備・管理等
- ネズミ
- 栽培講習会等における駆除対策の指導等
- カラス
- 猟友会等による追い上げ追払い活動等
- ムクドリ
- 猟友会等による追い上げ追払い活動等
その他被害防止施策の実施体制に関するもの
中部西関東市町村地域連携軸協議会(鳥獣害対策検討会)
- 目的
- 県域をまたがる広域地域において、野生鳥獣による被害防止対策の充実、強化を図るとともに、関係機関の連携の下、総合的な被害防止体系を確立し農林水産業被害の軽減等に資することを目的とする。
- 連携市町村
- 山梨県( 南アルプス市、北杜市 )
長野県( 南牧村、佐久穂町、南相木村、小海町、川上村 )
- 事業年度
- 平成19年度~平成22年度
- 事業内容
-
- 推進体制の整備
- 個体数調整
- 被害防除
その他被害防止施策の実施に関し必要な事項
被害防除対策、生息環境対策、捕獲対策のそれぞれの事業に取り組み、里地里山、緩衝帯の整備等についても今後検討していく。

」の計画書をPDFでダウンロードできます。



