出火原因別 予防対策ポイント
- ストーブを洗濯物の乾燥機代わりに使用して、出火するケースが多いようです。また、ストーブ周辺にはカーテンなど燃えやすいものを近づけないようにしましょう。
- 建物火災の出火原因の約1割がたばこの不始末です。消し忘れ、落下、投げ捨てにより出火するケースが多いようです。喫煙場所を決める、灰皿には水を入れておく、寝たばこは絶対しない、必ず消火を確認するなど慎重に扱いましょう。
- 子どもの手の届くところにマッチやライターを放置しないようにしましょう。花火の際には、必ず大人が付き添い消火用水を用意しておき、子どもには火の恐ろしさを徹底的に教えておきましょう。
- たき火による火災も少なくありません。風の強いときは行わないなど、十分な注意が必要です。
- 建物火災の原因で一番多いのが、コンロからの出火で、そのほとんどが消し忘れです。てんぷらを揚げるときはその場を離れない、どうしても離れなければならないときは必ず火を止めましょう。
- 放火による火災も後を絶ちません。家の周りには燃えやすいものを置かない、ゴミは収集日の当日に出すなど、放火されにくい環境づくりを心がけましょう。
- 電気器具は使用説明書をよく読んで、正しい使い方を心がけましょう。たこ足配線は避け、コードに傷みは無いかチェックしましょう。
もし火災が起きてしまったら
- 早く知らせる
「火事だ」と大声で隣近所に助けを求めましょう。小さな火でも119番通報するか、近くの人に通報を依頼してください。
- 早く消火する
出火から3分が消火できる限度と覚えておいてください。消火には水、消火器以外にも、毛布や座布団が有効ですので手近なものを活用してください。
- 早く逃げる
天井に火が燃え移ったら、潔く避難してください。炎と同様に煙りも大変危険です。ぬらしたタオルやハンカチで口や鼻を押さえ、姿勢を低くしてすみやかに避難しましょう。