子どもの予防接種
定期の予防接種、その他の予防接種の種類や受けかたをご案内します。
更新日 2011年06月03日
予防接種について
予防接種とは
予防接種とは、病気の原因となるウイルスや細菌から作られたワクチンを体に取り入れることにより、あらかじめその病気に対する抵抗力(免疫)をつくることをいいます。予防接種には、法律で定められた定期の予防接種とそれ以外の予防接種があります。
定期の予防接種は、対象疾患、対象者および接種期間などが法律で定められているもので、対象となるかたには接種を受けるよう努力する義務があります。なお、定期の予防接種では公費で接種を受けることができますが、定期の対象を外れた場合や、それ以外の予防接種の場合には公費による接種は受けられません。
どうして予防接種を受けるの?
お母さんから赤ちゃんにプレゼントした病気に対する抵抗力(免疫)は、自然に失われていきます。赤ちゃん自身で免疫を作って病気を予防するのに役立つのが予防接種です。
決められた予防接種を受けることで免疫をつけ、感染症にかからないようにしましょう。
予防接種を受ける際の注意
- お子さんの体調に注意し、気になることがあれば、あらかじめかかりつけ医師に相談してください。
- 「予防接種手帳」「予防接種と子どもの健康」(出生届時に配布)の内容によく読み、予防接種の効果、副反応などについて理解したうえで、接種を受けてください。
- 対象年齢および接種間隔に該当しない場合は任意接種(全額自己負担)となりますのでご注意ください。
- 予防接種の際には必ず保護者が同伴してください。保護者の同伴が得られない場合は任意接種となります。(麻しん・風しん予防接種の3期・4期については、同伴が得られない場合の措置があります)
予防接種カレンダー

失敗しないスケジュール作成の3つのポイント
1.接種時期が重なるときは優先順位を確認しましょう!
たとえば0才代ではポリオの集団接種と三種混合が重なりがちです。
この場合接種間隔が短い三種混合を優先させます。1才以降も同じように予防接種の優先順位を見極めて行うのもよいでしょう。
2.予防接種の種類と特徴
生ワクチンとは
生ワクチンは生きた細菌やウイルスの毒性を弱めたもので、これを接種することによってその病気にかかった場合と同じように抵抗力(免疫)ができます。
日本でよく使用されるワクチンでは、ポリオ、BCG、麻しん・風しん(MR)混合ワクチンがこれにあたります。
接種後から体内で毒性を弱めた細菌やウイルスの増殖がはじまることから、それぞれのワクチンの性質に応じて、発熱や発疹の軽い症状がでることがあります。十分な抵抗力(免疫)ができるのに約1ヶ月が必要です。
不活化とは
不活化ワクチンは、細菌やウイルスを殺し抵抗力(免疫)をつくるのに必要な成分を取り出して毒性をなくして作ったものです。
日本でよく使用されるワクチンでは、ジフテリア・百日せき・破傷風(DPT)三種混合ワクチン、ジフテリア・破傷風(DT)二種混合ワクチン、日本脳炎ワクチンなどがこれにあたります。
この場合、体内で細菌やウイルスは増殖しないため、数回接種することによって抵抗力(免疫)ができます。
一定の間隔で2回から3回接種し、最小限必要な抵抗力(免疫)ができたあと、約1年後に追加接種をして十分な抵抗力(免疫)ができることになります。
しかし、しばらくすると少しずつ抵抗力(免疫)が減ってしまいますので、長期に抵抗力(免疫)を保つためにはそれぞれのワクチンの性質に応じて一定の間隔で追加接種が必要です。
以上のことから、生ワクチンの場合は1ヶ月以上、不活化ワクチンの場合は6日以上、次の接種まで間をあけるのが原則なので、注意してスケジュールを立てましょう。
3.予定が立てづらくなったらかかりつけ医に相談を!
予防接種はかかりつけ医で受けるのが一番良いです。
かかりつけ医はその子の健康状態をよく知っているので、接種後副反応が出ても普段の健康状態を踏まえて正しく診断ができます。予定が乱れたときもかかりつけ医で相談をしましょう。
予防接種の種類と受けかた
1.集団接種
集団接種は、南アルプス市健康福祉センターで実施します。
| 予防接種の種類 | 接種回数 | 標準的な 接種年齢 |
接種年齢 | 接種間隔 |
|---|---|---|---|---|
| ポリオ | 2回 | 3か月~1歳6か月 | 3か月~7歳6か月未満 | 2回目は1回目接種の翌日から数えて42日目以降 |
受付時間
午後1時10分~午後2時
会場
持ち物
母子健康手帳、予防接種手帳(予診票)
注意
- お子さんが診察を受けやすい服装でお越しください。
- 受付時間を必ず守ってください。
- 受付時間より前に来所されても、順番を取ることはできません。
- 受付時間を過ぎて来所された場合、接種を受けることはできません。
日程
集団接種の日程・対象地区については、「母子健康カレンダー」でご確認ください。
2.個別接種
個別接種を受ける際は、事前にかかりつけ医療機関にご予約をお取りください。
出生届時に配布する「予防接種委託医療機関一覧」にかかりつけ医療機関が掲載されていない場合には、健康増進課までお問い合わせください。
持ち物
母子健康手帳、予防接種手帳(予診票)、保険証
注意
対象年齢および接種間隔に該当しない場合には任意接種となります。
| 予防接種の種類 | 接種回数 | 標準的な接種年齢 | 対象年齢 | 接種間隔 | |
|---|---|---|---|---|---|
| BCG | 1回 | 3か月~6か月未満 | 6か月未満 | - | |
| 三種混合 ・ジフテリア ・破傷風 ・百日ぜき |
1期初回 | 3回 | 3か月~12か月未満 | 3か月~7歳6か月未満 | 2・3回目については前回接種の翌日から数えて21日目から56日目までに接種してください。 |
| 1期追加 | 1回 | 初回接種終了後12か月~18か月未満 | 3か月~7歳6か月未満 | 初回接種終了後、1年経過後 |
|
| 麻しん・風しん混合 麻しん 風しん |
1期 | 1回 | 12か月~15か月未満 | 12か月~24か月未満 | - |
| 2期 | 1回 | 小学校に入学する前の1年間(年長児)(5歳以上7歳未満であること) | - | ||
| 日本脳炎 | 1期初回 | 2回 | 3歳~4歳未満 | 6か月~7歳6か月未満 | 前回接種の翌日から数えて7日目から28日目までに接種してください。 |
| 1期追加 | 1回 | 4歳~5歳未満 | 6か月~7歳6か月未満 | 初回接種終了後概ね1年経過後 | |
- BCGが終了していない場合はまずBCGを接種してください。
- 乳幼児期の百日ぜき発症を予防するために、ポリオよりも三種混合1期初回(3回)を優先してください。(三種混合1期初回(3回)の途中での接種は避け、終了してから接種しましょう)
| 予防接種の種類 | 接種回数 | 標準的な接種年齢 | 対象年齢 | 接種間隔 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 二種混合 ・ジフテリア ・破傷風 |
2期 | 1回 | 11歳~12歳未満 | 11歳以上13歳未満 | - |
| 日本脳炎 | 2期 | 1回 | 9歳~10歳未満 | 9歳以上13歳未満 | - |
| 麻しん・風しん混合 麻しん・風しん |
3期 | 1回 | - | 中学1年生にあたる期間 | - |
| 麻しん・風しん混合 麻しん・風しん |
4期 | 1回 | - | 高校3年生にあたる期間 | - |
日本脳炎定期予防接種について
平成22年8月27日より、積極的な接種勧奨の差し控えにより接種機会を逃してしまわれたかたへの特例措置が設けられ、接種機会の確保がなされておりましたが、平成23年5月20日より特例措置の内容が接種対象者の生年月日ごとに区分され、一部の年齢のかたの接種時期が緩和されました。
日本脳炎の予防接種に係る特例
- 平成19年4月2日から平成21年10月1日までの間に生まれたかた
平成22年3月31日までに日本脳炎の第1期予防接種が終了していないかたは、生後6月から90月又は9歳から13歳未満までの間に接種することができます。
なお、接種スケジュールにつきましては「特例による接種者の接種スケジュール案1
」で確認していただけますが、かかりつけの医療機関にご相談のうえ、接種を受けてください。 - 平成7年6月1日から平成19年4月1日までの間に生まれたかた
積極的勧奨の差し控えにより第1期、第2期の予防接種が終了していないかたは、20歳になるまでの間に接種することができます。
なお、接種スケジュールにつきましては「特例による接種者の接種スケジュール案2
」で確認していただけますが、かかりつけの医療機関にご相談のうえ、接種を受けてください。
保護者の同伴について
定期の予防接種につきましては、原則、保護者の同伴が必要となりますが、13歳以上のかたが日本脳炎予防接種を受ける際には、予診票の保護者自署欄に保護者の署名がされていれば本人のみで接種に行くことが可能です。
なお、13歳未満のかたは必ず保護者同伴での接種となります。
日本脳炎予防接種の積極的な勧奨について
今年度の日本脳炎予防接種の積極的な勧奨の対象者は以下のとおりです。対象者には、個別通知により積極的に接種を受けていただくよう通知文を送付させていただいております。
- 3歳児の第1期初回接種及び4歳児の第1期追加接種
- 平成13年4月2日から平成15年4月1日生まれのかたの第1期の接種
積極的な勧奨の対象となっていないかたでも対象年齢であれば、接種をしていただけますので、接種を希望するかたは予防接種手帳(緑色の冊子)にあります予診票をお使いください。
日本脳炎予防接種に係るこれまでの経緯
| 改正等年月日 | 要旨 |
|---|---|
| 平成17年5月30日 | マウス脳による製法の日本脳炎ワクチン接種と急性散在性脳脊髄炎(ADEM)との因果関係が否定できない症例が認定されたことを受け、厚生労働省より、日本脳炎ワクチン接種の積極的勧奨を差し控える旨の勧告が出されました。 |
| 平成21年6月2日 | 乾燥細胞培養日本脳炎ワクチンが定期予防接種の第1期で使用できるようになりました。 |
| 平成22年4月1日 | 厚生労働省より日本脳炎第1期初回の標準接種年齢である3歳児に対して積極的な接種勧奨を再開する旨の通知がありました。 |
| 平成22年8月27日 | 1.積極的な接種勧奨の差し控えにより接種機会を逃してしまわれたかたへの特例措置が設けられ、1期の不足分を9歳から13歳未満の間で接種することができるようになりました。 2.乾燥細胞培養日本脳炎ワクチンが定期予防接種の第2期で使用できるようになりました。 |
| 平成23年4月1日 | 厚生労働省より4歳児に対する日本脳炎第1期追加及び平成13年4月2日から平成15年4月1日生まれのかたの第1期の不足分に対して積極的な接種勧奨を再開する旨の通知がありました。 |
| 平成23年5月20日 | 積極的な接種勧奨の差し控えにより接種機会を逃してしまわれたかたへの特例措置の内容が接種対象者の生年月日ごとに区分され、一部の年齢のかたの接種時期が緩和されました。 |



