自然と文化が調和した幸せ創造都市 南アルプス
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街路樹とは

道路に植えてある木を一般的に街路樹といい、市街地の道路等に沿って植えられた樹木のことを指します。法律では「道路の付属物」とされています。

街路樹は、奈良時代が始まりと言われており、江戸時代には江戸と各地を結ぶ街道整備が進み、その一環として街道筋に並木として杉や松が植えられてきました。明治時代になってから市街地にも植えられるようになり、その頃から近代的街路樹が盛んになりました。

一般的に樹木には、常緑樹と落葉樹があります。常緑樹は、1年から数年に一度葉が入れ替わりますが、落葉樹は、毎年葉を落とします。冬場の日当たりや季節感を考慮して、落葉樹が多く植えられてる傾向にあります。

また、街路樹は緑の木陰をつくるだけでなく、人や街に癒しと安らぎを与え、生活環境を保全すると共に、市の環境を整えるといった役割も果たしています。南アルプス市では、こうした街路樹の維持管理に努め、市民の皆さまにやさしい緑豊かな道づくり、まちづくりを進めてまいります。

街路樹の主な役割

街路樹による弊害

上記のように様々な利点を持つ街路樹ですが、成長に伴って枝が張り出し信号機や道路標識を遮り、確認をしにくくしたり、落ち葉や枝の道路への落下により、市民生活などに支障をきたすことがあります。また、市内では街路樹が家庭の庭木や果樹園、水田、菜園など、農作物を栽培している農地に接しているものも多く、害虫被害の恐れもありますので、南アルプス市では街路樹の適切な維持管理に努めます。

南アルプス市内の街路樹

南アルプス市内には令和元年の時点で街路樹が植栽されている道路は67路線あり、街路樹の高・中木については、ハナミズキ・シラカシ等20種類、低木については、ツツジ・アベリア等6種類が植栽されています。

街路樹の維持管理

立派な高木からツツジなどの背が低いものまで、幅広く街路樹ですので、これら街路樹の定期的な刈込みや剪定、清掃・除草、病害虫防除(薬剤散布等)などにより維持管理を行っています。

 

街路樹に関するよくある質問

Q.標識や信号機が見えにくいため、街路樹の枝を切って(剪定して)ほしい。

A.街路樹の剪定などについては、所定の管理者が行います。申し出があった場合は現場確認の上、緊急性の有無等を検討いたします。また、道路種類や場所によって所轄が異なりますので、該当する所轄の窓口までお問い合わせください。

所轄についての詳細は、「市が管理している道路」をご覧ください。

Q.街路樹の管理はどこが行っているのか知りたい。

A.主に国道は国、県道は県、市町村道は市町村がそれぞれ管理を行っていますが、各市町村ごとに異なる場合があります。

詳しくは、「市が管理している道路」をご覧ください。

Q.日があたらないので、街路樹を撤去、または切って(剪定して)ほしい。

A.申し訳ありませんが、日があたらないという理由での街路樹の撤去・剪定は行っておりません。

Q.街路樹が伸びて困っています。自分で切って(剪定して)いいですか。

A.南アルプス市が管轄する街路樹については、南アルプス市で管理しています。ご自分で切らず、担当窓口まで相談してください。なお民地から道路にせり出してきている木に関しては、市では切ることはできません。

Q.街路樹に枯れ木(枯れ枝)があるので、撤去してほしい。

A.街路樹の場所を教えてください。現地を確認の上、危険性のある木や枝については、早急に撤去します。

Q街路樹は枝葉を切らないで(剪定しないで)、自然に任せてほしい。

A.街路樹の剪定を行わないと、枝が隣接の民地に入り込んだり、枝葉が茂りすぎて信号や標識などを隠してしまったり、夜間、道路照明や防犯灯のあかりが十分に行き届かなくなってしまう恐れがあります。さらに樹木の健全な育成や樹形の維持、強風時の倒木防止、上空の架空線(電線や電話線)への影響等を考慮すると、定期的な剪定等は必要であると考えています。

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